都道府県議会議長との懇談会

　令和４年７月２８日、岸田総理は、総理大臣官邸で都道府県議会議長との懇談会を開催しました。

　総理は、挨拶で次のように述べました。

「本日は、都道府県議会議長の皆様方には、大変お忙しいところ、全国からお越しいただきましたこと、心から感謝申し上げます。
　各地域で、住民福祉の向上に尽力されている議長の皆様方から、直接御意見を伺う機会を持つことができますこと、大変意義あることとうれしく思っております。
　この際、御出席の議長の皆様方とは、様々な課題を通じてお力添えいただかなければなりませんが、その中で特に議長の皆様方と共に取り組んでいきたい課題について申し上げさせていただきます。
　まずは、新型コロナ対応です。
　感染が全国的に拡大しており、最大限の警戒が必要な状況ですが、都道府県の皆様と力を合わせ、社会経済活動と感染拡大防止の両立を維持していく考えでおります。
　皆様には、コロナ病床のフル稼働や、検査体制の拡大、そして、高齢者や医療従事者等への４回目のワクチン接種、また、若い世代への３回目接種の促進等に御協力いただきますよう、改めてよろしくお願い申し上げます。
　次に、マイナンバーカードの普及です。
　マイナンバーカードは、安全・安心で利便性の高いデジタル社会を実現するための基盤であり、その早期普及が是非とも必要です。
　先月末からマイナポイント第２弾が本格スタートいたしました。今年度中に、カードの普及と保険証利用の環境整備に一定のめどが立つよう、政府を挙げて取り組んでまいります。都道府県の皆様には、市町村と連携し、住民の皆様による申請の促進と交付体制の整備に強力に取り組んでいただきますようお願い申し上げます。
　その他、世界的な物価高騰など我が国は様々な課題に直面しておりますが、皆様と共に一つ一つの課題に正面から向き合っていきます。
　本日の懇談会においても、忌憚（きたん）のない御意見を頂戴できれば幸いに存じます。
　どうぞよろしくお願い申し上げます。」