資産所得倍増分科会

更新日:令和4年10月17日 総理の一日

 令和4年10月17日、岸田総理は、総理大臣官邸で第1回資産所得倍増分科会に出席しました。

 会議では、資産所得倍増について議論が行われました。

 総理は、冒頭の挨拶で次のように述べました。

「本日、新しい資本主義実現会議の下に、資産所得倍増分科会を設置し、第1回を開催するに当たり、御挨拶を申し上げます。委員の皆様には御出席に御賛同いただき感謝を申し上げます。
 新しい資本主義では、『貯蓄から投資』を進め、家計の保有する1,000兆円の現預金を投資につなげることで、持続的な企業価値向上の恩恵が家計に及ぶ好循環を作るため、本年末に総合的な資産所得倍増プランを策定いたします。
 NISA(少額投資非課税制度)の抜本的な拡充・恒久化や、iDeCo(個人型確定拠出年金)制度の改革といった制度面の支援に加え、消費者に対して中立的で信頼できる助言者制度の創設など、中間層を含む幅広い層の資産形成支援について、具体的な検討を進めてまいります。
 『貯蓄から投資』が進むことで、家計の資産所得が拡大するとともに、スタートアップなどの成長企業の成長を支えるリスクマネーが円滑に供給され、企業の成長と家計の資産所得の拡大という成長と資産所得の好循環を実現してまいります。
 皆様には、年末の資産所得倍増プランの策定に向けて、忌憚(きたん)のない御意見を承れればと思っております。どうぞよろしくお願い申し上げます。ありがとうございます。」

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