新しい資本主義実現会議

更新日:令和4年10月26日 総理の一日

 令和4年10月26日、岸田総理は、総理大臣官邸で第11回新しい資本主義実現会議を開催しました。

 会議では、レベッカ・ヘンダーソン委員によるプレゼンテーションと意見交換が行われました。

 総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。

「本日から、資本主義の再構築で世界的に高名な論客でいらっしゃいます、米国ハーバード大学のレベッカ・ヘンダーソン教授に加わっていただくことになりました。
 本日は、ヘンダーソン教授から、資本主義の見直しについての考え方や海外での動向を御説明いただいた上で、皆さんで議論を行いました。
 本日の議論では、資本主義は繁栄やイノベーションにとって源泉であり、これなしでは、私たちが直面する大きな問題を解決できないわけですが、その資本主義が脅威にさらされているということ、そして、資本主義を再構築する必要があるということがコンセンサスとなりました。
 このための具体策として、グリーン経済への移行の加速、労働者のリスキリングと賃上げ、企業に移行を促す投資へのインセンティブの強化、官民の連携の促進、こういった点が、共有されました。
 他方で、その実現は容易ではない。実行には勇気と創造性、努力が求められる、こうした指摘もありました。
 本日の意見交換も参考にし、年末のスタートアップ5か年計画や資産所得倍増プランの策定、さらには、来年6月の労働移動円滑化のための指針の策定、フォローアップ、そして新しい資本主義の実行計画の改訂に向けて、皆さんと議論を行っていきたいと考えています。引き続きまして御協力を頂きますよう、よろしくお願いいたします。」

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