農林水産物等輸出促進全国協議会総会

更新日:令和4年12月14日 総理の一日

 令和4年12月14日、岸田総理は、都内で開催された令和4年度農林水産物等輸出促進全国協議会総会に出席しました。

 総理は、挨拶で次のように述べました。

「農林水産物等輸出促進全国協議会総会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
 はじめに、本日表彰された皆様方に心からお祝い申し上げます。食習慣の異なる海外において日本食普及や市場開拓に取り組んでこられたことに心から敬意を表します。
 皆様の御尽力により、本年の農林水産物・食品の輸出額は、昨年より1か月早く1兆円を突破し、10年連続で過去最高を更新しております。
 今後も、インバウンド消費との相乗的な拡大が期待されます。私自身、9月の米国訪問の機会に、歴史と伝統あるニューヨーク・カーネギーホールでの日本食イベントに出席し、日本食の奥深さと多様性をアピールした際にも、高品質の日本食品を求める声が寄せられておりました。
 この期待に応え、農林水産物・食品の輸出を拡大していくことは、経済構造の強靭(きょうじん)化を図る上でも、極めて重要です。本日認定証を授与された農林水産物・食品 輸出促進団体の皆様には、その中核として、オールジャパンでの輸出を牽引(けんいん)していただくことを期待しています。
 岸田内閣においては、令和4年度第2次補正予算の成立を受け、2025年2兆円目標の前倒し達成に向けて、生産から流通・販売まで一気通貫で産地サポートや、現地での海外需要の把握、そして商流構築への支援などを本格的に実行してまいります。
 今後とも、本日出席の野村農林水産大臣、鈴木財務大臣を始め政府一丸となって、関係の皆様方と共に取り組んでまいります。
 結びに、茂木会長を始め、本日御臨席の皆様の益々の御健勝をお祈り申し上げて、御挨拶とさせていただきます。」

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