交通安全国民運動中央大会

更新日:令和6年1月17日 総理の一日

 令和6年1月17日、秋篠宮皇嗣同妃両殿下御臨席の下、岸田総理は、都内で開催された第64回交通安全国民運動中央大会に出席しました。

 総理は、挨拶を行った後、交通安全年間スローガン及び交通安全ファミリー作文最優秀入選者を表彰しました。

 総理は、挨拶で次のように述べました。

「本日ここに、秋篠宮皇嗣同妃両殿下の御臨席を仰ぎ、第64回交通安全国民運動中央大会が挙行されるに当たり、政府を代表して御挨拶申し上げます。
 まず、始めに元日に発生した能登半島地震により、お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈り申し上げるとともに、全ての被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。
 さて、近年の交通事故による死者数は、昨年はやや増加したものの、令和2年以降、2千人台で推移しており、最も多かった昭和45年と比べると約6分の1となっております。
 これもひとえに、本日栄えある賞を受賞されます皆様方の、長年にわたる御努力の賜物(たまもの)であり、改めて感謝申し上げますとともに、交通事故死者数を再び減少させるため、より一層の御尽力を賜りますようお願いをいたします。
 国民全ての願いである交通事故のない、安全で安心な社会の実現に向けては、国と関係機関・団体、地域、家庭、職場などが緊密に連携して取り組んでいくことが極めて重要であります。
 政府といたしましては、世界一安全な道路交通を実現するため、官民一体となった取組を強化するとともに、先端技術の積極的な活用、道路交通環境の整備、交通安全思想の普及等の諸対策を強力に推進してまいります。
 本日、お集まりの皆様には、それぞれの地域における交通安全活動のリーダーとして引き続き力を発揮していただくとともに、これまで培った豊富な知識や経験を次の世代に大いに還元していただきますよう、お願いを申し上げます。
 結びに、皆様のますますの御健勝と御活躍を祈念いたしまして、私の挨拶とさせていただきます。」

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