「こどもの目の日」制定記念式典 岸田総理ビデオメッセージ

更新日:令和5年5月28日 総理の指示・談話など

 内閣総理大臣の岸田文雄です。
 「こどもの目の日」制定記念式典の開催に当たり、一言御挨拶申し上げます。
 公益社団法人日本眼科医会におかれましては、昭和5年の創立以来、90年以上の長きにわたり、眼科医療に関する研究や公衆衛生活動に御尽力いただいており、その献身的な御努力に心から感謝と深い敬意を表します。
 我が国は、世界最高水準の平均寿命を達成しましたが、人生100年時代の到来を見据えて、視力の発達する乳幼児期から、健全な視力を保つ重要性はますます高まっており、政府としても、3歳児健診における新たな検査の導入支援など、引き続き、子供たちの視力を守る取組を進めてまいります。
 先月1日、日本の省庁の歴史で初めて「こども」を名称に冠する、「こども家庭庁」が発足しました。
 貴会では、「こども家庭庁」の創設に当たり、6歳で視力1.0という願いを込めて、6月10日を「こどもの目の日」記念日として制定されたと伺っています。将来ある子供たちのために積極的な取組を進められていることを大変心強く思うとともに、引き続き、こうした取組を通じて、国民の保健と福祉の向上に貢献されることを期待しております。
 最後に、貴会のますますの御発展と、本日御参集の皆様の御健勝と御活躍を心から祈念して、私のお祝いのメッセージといたします。