寺田総務大臣の後任等についての会見

更新日:令和4年11月21日 総理の演説・記者会見など

 昨日辞任した寺田大臣の後任は、党において税制や情報通信、そしてデジタル社会推進、あるいは行政改革を始め、幅広い分野に精通され、閣僚経験もある松本剛明(まつもと たけあき)氏にお願いすることとし、本日所要の手続を行います。総務大臣は、地方の財政、税制、また情報通信など重責を担う大臣です。そして、これから先、地方交付税法を始めとする補正予算関連法案、また来年の当初予算編成、さらにはマイナンバーカードの普及、地方の活性化、デジタルインフラの整備、また自治体と協力したコロナ対策など、重要な課題に取り組んでもらわなければなりません。松本大臣に、こうした課題にしっかり取り組んでいただきたいと考えております。以上です。

(今回の閣僚交代による政権運営や国会審議への影響について)

 まず、今回の閣僚辞任について、私自身の任命責任について重く受け止めています。そして山積する課題へ取組を進めていくことで職責を果たしていきたいと思います。そして、今後の国会運営については、国会の御判断に委ねなければならないと思いますが、政府としては、その審議促進のために、補正予算あるいは重要法案の早期成立のために全力で最大限の努力をしていきたいと考えております。

(松本氏に期待することについて)

 もちろん職責としては、先ほど申し上げた重要な課題が、元々大きな職責を担う大臣でありますし、重要な課題がこれから年末から来年に向けて山積しています。これにしっかり取り組んでいただきたいと思います。あわせてその中で、国民の皆さんに対して、政治の信頼ということについてもしっかりと示せるような、職責の果たし方をお願いしたいと考えております。

(政治と金の問題に今後どう向き合っていくかについて)

 はい。やはり政治の取組の基本は、国民からの信頼であると思います。その中にあっても、政治と金の問題、政治資金等をめぐる問題、これは国民の信頼を頂く上で大変重要な課題であります。政治家たるもの、絶えずこうした課題については、襟を正し、自分の周辺をしっかり点検しながら、国民の信頼に応えていかなければならない、こういった立場であると考えます。私自身、もちろんでありますが、内閣の閣僚等においても、そうした姿勢を大事にしながら、職務に努めてもらいたいと思っております。

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