スーダンにおける在留邦人の退避についての会見

更新日:令和5年4月24日 総理の演説・記者会見など

 スーダンにおける在留邦人の退避に関しては、自衛隊派遣のC-2輸送機により、在留邦人とその配偶者、合計45名が、先ほどスーダン東部のポートスーダンを飛び立ち、ジブチに、今、向かっております。さらに別途、フランスや国際赤十字の協力を受け、合計4名の邦人が、既にスーダンからジブチやエチオピアに退避いたしました。
 危険かつ困難な状況の中、成功裏に邦人退避を遂行した大使館や自衛隊を始めとする関係者の努力への敬意と感謝を申し上げたいと思います。また、協力いただいた韓国、UAE(アラブ首長国連邦)を始め関係各国及び国連など関係機関に感謝を申し上げます。
 今後、これら邦人については、それぞれの御希望に基づき、日本への帰国等を調整していくこととしており、ジブチで業務に当たる武井外務副大臣の指揮の下、政府として、引き続き必要な支援を行ってまいります。なお、今般の退避活動の結果、スーダンに在留する退避希望邦人は、数名を残すのみとなりましたが、引き続き関係各国とも緊密に連絡しつつ、早期の退避に全力を挙げて対応してまいります。私からは以上です。

(輸送された日本人の方、残っている日本人の方それぞれの安否とけがの状況などについて)

 まだ安全の観点から明らかにできない点はありますが、詳細は外務省、防衛省から、できる限り明らかにさせていただきます。そちらにお問い合わせください。

(C-2輸送機で他の国の方を運んだということはあるかについて)

 詳細は外務省、防衛省にお尋ねください。

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