日本医療研究開発大賞 表彰式
令和7年1月17日、石破総理は、総理大臣官邸で第7回日本医療研究開発大賞 表彰式に出席しました。
総理は、挨拶で次のように述べました。
「内閣総理大臣でございます。
本日、栄えある日本医療研究開発大賞の各賞を受賞される皆様方に心よりお祝いを申し上げます。また、審査に当たられました皆様方、本当にありがとうございました。
医療の質の向上を支えておりますのは、最先端の研究開発であります。国民の命と生活を守るため、世界最高水準の医療に資する研究開発を進めるとともに、健康長寿社会を支える新たな産業を創出し、持続可能な成長につなげていくことが重要であります。
白血病に対する治療薬を開発された松島先生、義江先生、協和キリン株式会社を始め、受賞者の皆様方は、世界に羽ばたく大きな業績を挙げてこられました。皆様方の御尽力に心より敬意を表する次第でございます。
皆様の御業績には、改めまして日本の研究開発の底力を感じております。政府といたしましては、企業のスタートアップを促進し、大学などとの間の橋渡しを行い、民間投資を呼び込むなど、創薬クラスターの発展支援や研究開発を加速するための環境整備を行ってまいります。
これからの日本を発展をさせるのは、農林水産業とともに、医療、そして介護・福祉、防災、そういうものをいかに成長のエンジンとし、産業化をするかということでありまして、今回の御受賞は極めて意義深いものであるというふうに考えておる次第でございます。
皆様方のますますの御活躍、御発展を祈念をいたしまして、御挨拶といたします。誠におめでとうございました。」