重要経済安保情報保護活用諮問会議
令和7年1月22日、石破総理は、総理大臣官邸で第6回重要経済安保情報保護活用諮問会議を開催しました。
会議では事務局説明及び自由討議が行われました。
総理は、冒頭の挨拶で次のように述べました。
「昨年5月に公布された重要経済安保情報保護活用法は、我が国を取り巻く厳しく複雑な国際情勢に適切に対処していく上で、非常に重要な法律であります。
本法の施行までの期間は公布から1年以内と定められておりますが、政府といたしましては、本制度を活用する主体となる様々な関係者の理解を促し、準備期間を確保する観点から、一刻も早く運用基準を策定することが望ましいと考え、準備を加速いたしてまいりました。
こうした中、昨年6月以降、委員の皆様方にもタイトなスケジュールの中での御検討をお願いしてまいりました。多大なる御協力に心より感謝を申し上げます。
委員の皆様方の御意見を踏まえて出来上がりました運用基準の素案に対しまして、その後1か月間で多様なパブリックコメントが寄せられました。本日は、それらを踏まえた修正案について、皆様には、運用基準の最終的な案をまとめていただく御議論をお願いしたいと存じます。
また、城内大臣におかれては、本日の会議の結果も踏まえ、運用基準の最終案を閣議決定に付すため大詰めの作業を取り進め、その後、運用基準を補足するガイドラインの策定など、法の施行に向けて必要な整備を引き続き進めてください。」