地域若者サポートステーション及び仕事と子育ての両立支援に積極的な企業の視察等についての会見

更新日:令和7年4月19日 総理の演説・記者会見など

(たちかわ若者サポートステーションで、若者や就職氷河期世代の方々への就労支援の取組について意見交換を行い、その後、株式会社ルミネでは、男性の育児休業の取得の推進や自宅勤務などによる仕事と育児の両立の支援について意見を交わしたところ、出席した所感と今回の視察を今後どのような政策に反映させていきたいか)

 たちかわ若者サポートステーション、ここが最初の訪問先でした。就労に当たって不安があったり、困難があったり、うまく就職ができないな、続けられないなって方は存外多くいらっしゃいましてね、そういう方々に対して、いかなる支援ができるかということは、このサポートステーションも大きな役割を果たしているということを、改めて思いました。大体、ハローワークって話になるんだけども、ハローワークとサポートステーションが連携をとりながら、いろんな話を聞いてくれるってことは大事なことだし、そしてまた、同じような不安を抱えた人たちが、世代を超えて話ができるってのも、とっても大事なことだ。だから、そういうようなことのサポートをしてくれる、こういう仕組みっていうのは非常に重要で、これがもう全国に展開をしているっていうことは、私にとって新たな気付きでした。この活動というものを、引き続き、支援をしてまいりたいと思っております。明日から始まる来週になりますけれど、就職氷河期の方々、それに限りませんけれど、なかなか就労に不安を抱えておられる方々、困難を抱えておられる方々を支援するために、関係閣僚会議を来週設置するということにしております。そういう取組を、「点」ではなくて、「面」で、政府として、有効に支援をしていきたいと思っています。民間の方々、あるいはNGO(非政府組織)の方々が、そういう役割を果たしていただいているということ、そしてまた、そこで、サポートセンターのサポートを受けて、今、就労できたよって方々のお話も聞いたことは非常に有意義なことでした。
 ルミネさんは、我々からすればもう本当に、ああこういうふうにして働き方が変わるんだなということを本当に実感してうれしかったです。男性が育児休暇を取るのは当たり前だと。なぜならば、お子さんってのは夫婦のお子さんなのであって、奥さんのお子さんではないということですね。ある方が言ってらっしゃいましたが、育休を取って、奥さんの料理でも洗濯でも育児でもいいんだけど、手伝おうかって言ったときに、手伝おうとは何ですかと。あなたの仕事でもあるんですよ、なぜならこの子は2人のこどもなんだから。そういうことなんだねということです。男性も育休を取るのが当たり前で、みんながそれを良かったねっていう形で送り出していく。そのことによって、女性がもっともっと社会で活躍もできるし、そのことが社会に大きな活力を生んでいく、新しいサービスを生み、新しい商品を生んでいくということで、これから先、人口が減っていく中にあって、女性の持っているそういう力・能力を最大限に発揮していくために、こういうルミネさんの取組っていうのは非常に重要だし、すごく学ぶ点が多かったですね。10月から、改正育児・介護休業法によって、こどもが3歳から小学校に就学するまでの間、柔軟な働き方を実現するための措置ということができるわけです。あるいは、御両親が一緒に育休を取ったらば、手取り10割と。今まで7割とか8割とか、そういうことだったのが、今度は手取り10割になると、同じだけの手取りが得られるということですから、こういう、何て言うんだろうな、テレワークとか時短勤務とか、そういうのが当たり前になってきましたけれども、そういうものを政府として、お二人で育休を取ったら手取り10割とかね、そういう、政府として支援できることを最大限、考えていきたいと思っています。

(8月5日の大阪・関西万博のナショナルデーに合わせて、ウクライナのゼレンスキー大統領が来日を検討し、石破首相との首脳会談を検討しているという一部報道があったことについて、現在検討中の事実があるか)

 まだ検討中ということですし、私自身、まだそういうようなことに接しておりません。コメントはできません。以上です。

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