2027年国際園芸博覧会関係閣僚会議
令和7年12月5日、高市総理は、総理大臣官邸で第3回2027年国際園芸博覧会関係閣僚会議に出席しました。
会議では、入場券価格(案)及び関係省庁の取組等について議論が行われました。
総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。
「皆様、お疲れ様でございます。GREEN×EXPO2027(2027年国際園芸博覧会)の開幕まで、残り1年4か月を切りました。開催機運をもう一段、もう二段と高めていく必要がございます。
本日、入場券の価格も決まりましたが、海外出展や各種コンテンツの充実など、これから取り組むべき課題が数多く残されていると認識をしております。
花や緑、それから食と農の魅力はもちろんのことですけれども、脱炭素など、地球環境課題の解決に資する優れた国内技術を世界に発信する、絶好の機会にしたいと思っております。例えば、『ペロブスカイト太陽電池』、日本で開発をされましたし、農水大臣も来ておりますけど、世界最高レベルと言われる完全閉鎖型の植物工場、こういったものも是非とも紹介をしてほしいなと希望をいたしております。
このため、体制を抜本的に強化をいたします。
まず、関係府省庁連絡会議の議長を国交省都市局長から内閣官房副長官補に格上げ、強化をいたします。
各省庁からグリーンエクスポ協会への派遣について、大阪・関西万博の経験者を含めて、大幅に増員をいたします。
そして、万博の経験をグリーンエクスポに継承する『アドバイザリーボード』を関係者の間で設けます。
関係閣僚、自ら率先して、グリーンエクスポの準備に掛かってください。
それから、横浜市、神奈川県、また経済界の皆様におかれましても、これまでの御尽力に心から感謝を申し上げます。更なる御協力をお願いすることになりますが、よろしくお願いいたします。
具体的には、協会への追加要員の派遣と、それぞれの組織での更なる体制の強化、露出度の拡大などによります機運の醸成、展示やイベント、コンテンツの充実、会員企業に対する協賛を通じた我が国の技術力の発信や入場券の販売促進についての働きかけなどですね、特段の御協力をお願い申し上げます。
グリーンエクスポの成功に向けて、内閣を挙げて取り組んでまいります。
関係閣僚、関係自治体、協会、そして経済界が緊密に連携して、オールジャパン体制で、開催準備に万全を期して、皆様と共に手を携えて、この博覧会、必ず、成功に導いてまいりましょう。よろしくお願いいたします。ありがとうございます。」