拉致被害者御家族等との面会
令和8年2月16日、高市総理は、総理大臣官邸で拉致被害者御家族等と面会しました。
総理は、挨拶で次のように述べました。
「こんにちは。本日は、御多用の中、官邸まで足をお運びいただき、誠にありがとうございます。
有本恵子さんのお父様でいらっしゃいます、有本明弘さんの御逝去から昨日で1年となりました。故人が本当に生涯を通じて訴えてこられた願いを、いまだ実現できていないことを、政府として、誠に申し訳なく思っております。故人のこれまでの御活動に深く敬意を表し、謹んで哀悼の意を表します。
先ほど、皆様の新たな運動方針を受け取らせていただきました。親世代の御家族が存命のうちに全拉致被害者の帰国が実現するならば、独自制裁の解除に反対しないとする方針の決定は皆様にとって苦渋の決断と拝察をいたします。御家族の皆様の大変な御決断を真摯に受け止めさせていただきまして、御家族が御健勝のうちに拉致問題を解決できますように、全力で取り組んでまいります。
昨年、高市内閣は発足しました。10月21日に内閣総理大臣になりました。この拉致問題の解決は、私に課せられた使命だと思っております。そして、それにより、日朝双方が、共に平和と繁栄を享受できる未来を描けるように、金正恩(キム・ジョンウン)委員長と首脳同士で正面から向き合う覚悟をいたしております。やれる限りのあらゆる手段を尽くして、私の代で何としても突破口を開いて、具体的な成果に結びつけていきたい。そうした強い決意で、どんなささいな情報も取り逃さず、様々なルートを通じて様々な働きかけを、今現在も行っております。
早紀江さんにおかれましては、今月90歳を迎えられたと伺っております。御家族を抱きしめたいという、そういう思いですね、皆様そうですけれども、長年にわたってそういう思いの中で、苦しみ、悲しに耐えてこられました。元気なうちにもう一度再会を果たしたい、そのような思いで過ごしてこられたことと思います。その御心痛を前に、拉致問題の解決にこれ以上の猶予は許されないということは、よく解っております。これからもですね、心血を注いでまいりますので、そのことを木原長官とともに、お約束をいたしますので、くれぐれもお身体にはお気をつけてお過ごしくださませ。お願いいたします。」