「建国記念の日」を迎えるに当たっての内閣総理大臣メッセージ
更新日:令和8年2月10日
総理の指示・談話など
「建国記念の日」は、「建国をしのび、国を愛する心を養う」という趣旨の下に、国民一人一人が、我が国の成り立ちをしのび、今日に至るまでの先人の努力に思いをはせ、更なる国の発展を願う国民の祝日です。
私たち日本人は、長い歴史と固有の文化を誇り、美しい自然を守り、和を尊び、家族や社会が互いに助け合いながら暮らしてきました。今日、科学技術や文化芸術を始めとする多くの分野で、我が国は国際社会から高い評価を受け、人類の営みに貢献しています。
長い歴史の中で、我が国は、幾度となく大きな困難や試練に直面しました。その度に先人たちは、勇気と希望を持って立ち上がり、明治維新、戦後復興、高度経済成長など、社会変革の実現により数多(あまた)の国難を乗り越えてきました。そして、自由と民主主義を守り、人権を尊重し、法を貴ぶ国柄を育て、今日に至りました。これまでの国民一人一人の弛(たゆ)まぬ努力の礎の上に、今の我が国の発展があります。
折しも今年は、昭和元年から起算して満百年の節目の年です。激動の昭和を生き、先の大戦や幾多の災害を乗り越えて今の日本の礎を築いた先人の叡智(えいち)と努力に学びつつ、次の時代を担う皆様に、日本の未来を信じ、「希望」を抱いてもらえるよう、「日本列島を、強く豊かに」していく。そして、国民の皆様の暮らしと命を守り、日本の誇るべき国柄を未来を担う次の世代へとしっかりと引き継いでいく。この日を迎えるに当たり、私はその決意を新たにしています。
「建国記念の日」が、我が国の歩みを振り返りつつ、先人の努力に感謝し、更なる日本の繁栄を希求する機会となることを切に希望いたします。
令和8年2月11日
内閣総理大臣 高市 早苗