※速報版
(記者)
朝日新聞の杉山と申します。よろしくお願いします。先ほど、イランのペゼシュキアン大統領との電話会談がありました。会談で総理からお伝えしたこと、それに対して大統領の受け止め、また大統領からのお話と、それに対して総理からお伝えしたことをお願いします。また、ホルムズ海峡の航行について、大統領からはどのような見通しが示されたでしょうか。会談全体について、総理の受け止めも併せてお願いします。
(高市総理)
本日、午後4時から25分間行いました、日本とイランの首脳電話会談におきましては、まず私(総理)から、事態の早期沈静化が何より重要であることを始めとする我が国の立場について、改めて伝えました。その上で、今般の米国・イラン双方の発表を、これは前向きな動きとして歓迎しているということをお伝えした上で、最も重要なことは、今後、ホルムズ海峡の航行の安全確保を含む事態の沈静化が実際に図られるということであり、外交を通じて、最終的な合意に早期に至るということを期待している旨、お伝えしました。
さらに、私から、ホルムズ海峡は世界の物流の要衝であり、そして国際公共財であるという旨を強調しました。日本関係船舶を含む全ての国の船舶の航行の安全確保、これを早期に、迅速に、ということを求めました。加えまして、私の方から、4月6日に保釈された邦人1名をめぐる問題の早期解決、これを要請しました。まだ保釈の状態でございますので、完全に解決してほしいということを申し上げました。その上で、ペゼシュキアン大統領とは、引き続き意思疎通を継続していくということで一致しました。
これまでも、日本政府としましては、国際社会と緊密に連携しながら、外交的な取組を進めてきております。昨日は、UAE(アラブ首長国連邦)の大統領との首脳電話会談も行いましたけれども、引き続き、私も含めて、あらゆるレベルで主体的に取組を進めてまいります。なお、ペゼシュキアン大統領からは、現下の情勢にかかるイランの立場について、説明がございました。私からの話に対する先方の反応ということにつきましては、外交上のやり取りでございますので、お答えは差し控えさせていただきます。