※速報版
(記者)
朝日新聞の杉山と申します。よろしくお願いします。皇族数の確保に向けた改正皇室典範が今日、成立しました。立法府の総意には無かった、養子の下に生まれた男子が皇位継承資格を持つことが明記された点などについて、野党側からは批判が相次ぎ、立憲民主党などが反対しました。こうした点を踏まえ、今回の改正皇室典範成立をどのように受け止めますでしょうか。 また、今後、女性・女系天皇の是非も含め、安定的な皇位継承についてどのように議論を進めていくか、政府としての方針を教えてください。
(高市総理)
本日、「皇室典範等の一部を改正する法律」が成立しました。平成29年6月に成立した退位特例法の附帯決議に示された課題について、令和3年に政府の有識者会議報告が取りまとめられました。これを国会に報告して以降、衆参正副議長の下、各党・各会派において、様々な観点から御議論が重ねられ、計10回の全体会議を経て、「衆参正副議長による議論のとりまとめ」がなされました。政府といたしましては、6月10日、「とりまとめ」をお示しいただき、これに沿って忠実に法律案を作成して国会に提出し、国会での御審議を経て、本日、成立に至りました。
皇室典範の改正につきましては、皇族数が減少しているという現状に鑑み、総理就任以来、一刻の猶予もならない喫緊の課題であると認識してまいりました。長年にわたった検討に結論を出し、改正の実現に至ったということは感慨深く、大変な御尽力を頂きました、衆参正副議長及び全体会議に参加された議員の皆様に、特に感謝と敬意を表したく存じます。また、各党・各会派から幅広い御賛同を頂き、圧倒的多数の賛成によって速やかに成立させていただいたことに感謝を申し上げます。政府としましては今後、改正法の公布から三月後の施行に向けて、万全の準備を進めてまいります。
なお、お尋ねの安定的な皇位継承に関する今後の議論につきましては、これは立法府の御意思を尊重して対応してまいるということでございます。
(記者)
総理、もう1問お願いいたします。共同通信の鶴留と申します。今国会の会期について伺います。先ほど、衆院本会議で会期を(7月)25日まで延長することが決まりました。総理はかねて、政府提出法案の会期内成立を目指すと明言されてきましたが、会期延長となったことへの受け止めと、今後の国会運営について、政府としてどのように対応するのか伺います。
(高市総理)
会期の延長も含めて、国会運営については国会でお決めいただくことでございます。その延長された会期内で提出した全ての法律案、政府提出法案、しっかりと成立させていただきたく、心より期待をし、私たちも一生懸命対応してまいります。お疲れ様でございます。