新型コロナウイルス感染症対策の進捗に関する関係閣僚会議

令和3年7月14日
発言する菅総理1 発言する菅総理1
発言する菅総理1
発言する菅総理2 発言する菅総理2
発言する菅総理2
発言する菅総理3 発言する菅総理3
発言する菅総理3
発言する菅総理4 発言する菅総理4
発言する菅総理4
発言する菅総理5 発言する菅総理5
発言する菅総理5

 令和3年7月14日、菅総理は、総理大臣官邸で第3回新型コロナウイルス感染症対策の進捗に関する関係閣僚会議を開催しました。

 会議では、新型コロナウイルス感染症対策の進捗について議論が行われました。

 総理は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。

「多くの方々が新型コロナの感染状況やワクチンの配分状況について心配されており、そうした中で、本日は閣僚間で議論を行いました。
 東京都を中心に新規感染者の増加が続いております。本日の東京都の感染者数は1,149人となりました。重症者数は54人となり、ほぼ横ばいで推移しております。緊急事態宣言の下、感染対策を徹底するとともに、ワクチン接種を進めてまいります。
 ワクチン接種については、自治体や医療関係者の御尽力により、総接種回数は6,000万回を大きく超え、高齢者の約8割が1回の接種を、5割が2回の接種を終えました。全国民の3割の方が1回の接種を行っております。
 東京都の新規感染者に占める高齢者の割合は、今年初めは20パーセント台でありましたけれども、直近では4パーセント前後にまで下がっており、重症者や死亡者の増加を食い止めることにつながっていると思います。
 これまで、国民の命と健康を守るために、世界的な確保競争の中で手に入れたワクチンを、一日も早く多くの方に打つべく、最大限の支援を行い、皆様の御協力により、予想を上回るペースで接種が進んでまいりました。
 そうした中で、特に接種が進んでいる自治体において、今後のワクチン供給に不安が生じ、新規の予約停止などにより、御迷惑をおかけし、大変申し訳なく思っております。しかし、そのことにより、接種が止まるということではなく、当初の目標を大きく超える1日120万回程度のペースで接種を行うことができるワクチンを配分いたします。
 このため、先週の会見で申し上げたとおり、接種が進む自治体に多く配分することとし、一昨日、8月前半の具体的な配分量をお示ししました。
 引き続き、ワクチンの需給状況を自治体と共有し、緊密に連携しながら計画的に接種を進めてまいります。
 また、先般の酒類の卸業者や金融機関に関する要請については、昨日までに撤回いたしましたが、飲食店や酒類販売事業者などの皆様に御不安や混乱を与えてしまい、お詫(わ)び申し上げます。
 飲食店の酒類提供の停止は、専門家も指摘する感染対策の肝である一方、飲食店の方々にとっては死活問題であり、こうした点を踏まえ、引き続き、飲食店など様々な関係者の皆様の声をしっかり伺いながら、協力金の早期の支給など、環境整備に努めてまいります。
 各大臣におかれては、引き続き、自治体と連携しながら、感染対策とワクチン接種に全力を挙げていただきますようにお願い申し上げます。」

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