新型コロナワクチンについて
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新型コロナワクチンについて
これまでのワクチン総接種回数(令和3年3月5日17時時点)46,469回
ワクチンの効果・有効性(令和3年2月2日)
ワクチンの副反応(令和3年2月2日)

- 新型コロナワクチンについて、自治体の皆さまに関係する情報(自治体向け通知・事務連絡等)をまとめたページです。(厚生労働省)詳細はこちら
- 新型コロナワクチンのアナフィラキシーの頻度と、高齢者の救急車での搬送・高齢者の死亡の頻度等との比較(令和3年2月15日厚生労働省)詳細はこちら
- 新型コロナワクチンの予診票・説明書(令和3年2月15日厚生労働省)詳細はこちら
- 「今後の新型コロナワクチンの接種について」などの資料が掲載されています。(第19回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会)(令和3年2月15日厚生労働省)詳細はこちら
- 「新型コロナワクチンの接種及び副反応疑い報告の状況等について」などの資料が掲載されています。(第52回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和2年度第12回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(令和3年2月26日厚生労働省)詳細はこちら
- 「新型コロナウイルス感染症に係る予防接種の実施に係る手引き」(2.0版)の公表(令和3年2月16日厚生労働省)詳細はこちら
新型コロナワクチンについて皆さまに知ってほしいこと

今回新たに承認された新型コロナワクチンは2回の接種によって、95%の有効性で、発熱やせきなどの症状が出ること(発症)を防ぐ効果が認められています。(※インフルエンザワクチンの有効性は約40~60%)

新型コロナウイルスは、まだまだ未知のことがあります。このウイルスの感染により、令和3年1月末までに6千人以上の方が亡くなり、3万人以上の方が入院されています。特効薬も開発中の段階です。
こうした中で、多くの方に接種を受けていただくことにより、重症者や死亡者を減らし、医療機関の負担を減らすことが期待されます。

一般的にワクチン接種後には、ワクチンが免疫をつけるための反応を起こすため、接種部位の痛み、発熱、頭痛などの「副反応」が生じる可能性があります。治療を要したり、障害が残るほどの副反応は、極めて稀ではあるものの、ゼロではありません。(予防接種による健康被害は救済制度の対象です。)
今回新たに承認されたワクチンの国内治験では、ワクチンを2回接種後に、接種部位の痛みは約80%に、37.5度以上の発熱が約33%、疲労・倦怠感が約60%の方に認められています。
ワクチンに含まれる成分に対する急性のアレルギー反応であるアナフィラキシーの発生頻度は、市販後米国で100万人に5人程度と報告されています。日本での接種では、ワクチン接種後15~30分経過を見て、万が一アナフィラキシーが起きても医療従事者が必要な対応を行います。

アナフィラキシーや医師が予防接種との関連を疑う重篤な症状が発生した場合は、法に基づき報告を受け、専門家が評価します。こうした報告の中には、ワクチン接種後の持病悪化・死亡のように、ワクチンとの因果関係が直ちに評価できない事例も含まれますが、幅広く収集し、評価を行うこととしています。
加えて、1~2万人の先行接種者を含め、延べ約300万人の方々について、ワクチン接種後の症状等の調査を予定しています。
このように、ワクチンの安全性を継続して確認し、安全性に関する情報を提供していきます。

全国民に提供できるワクチンの数量を確保することを目指しています。しかしながら、ワクチンの調達が段階的にならざるを得ないことから、まず、重症化リスクの高い方から順に接種することで、重症者や死亡者を減らすことを優先します。また、新型コロナウイルス感染症患者に対する医療提供体制を守ることも不可欠です。
このため、①新型コロナウイルス感染症患者等に直接医療を提供する医療従事者等、②65歳以上の高齢者、③基礎疾患を有する方や高齢者施設等において利用者に直接接する職員、の順で接種をしていく方針です。その後、16歳以上の一般の方に、順次接種が行われます。

外国人も含め、接種の対象となるすべての住民に全額公費で接種を行う見込みです。接種の時期が近づいたら、市町村から、接種のお知らせや接種券をお送りする予定です。

新型コロナワクチンを承認し、接種をお勧めするにあたって、国内外の数万人のデータから、発症予防効果などワクチン接種のメリットが、副反応といったデメリットより大きいことを確認しています。国民の皆さまが納得して判断をしていただけるよう、国としても情報提供に努めてまいります。

新型コロナワクチンに関するご疑問にお答えします。(厚生労働省)詳細はこちら