社会保障改革に関する集中検討会議

平成23年5月23日

社会保障改革に関する集中検討会議であいさつする菅総理1

社会保障改革に関する集中検討会議であいさつする菅総理1

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  • 社会保障改革に関する集中検討会議であいさつする菅総理2

社会保障改革に関する集中検討会議であいさつする菅総理2

社会保障改革に関する集中検討会議であいさつする菅総理2

 平成23年5月23日、菅総理は総理大臣官邸で、第8回となる社会保障改革に関する集中検討会議を開催しました。

 菅総理は、本日の議論を踏まえ、「いよいよ議論を集約していくプロセスというふうに理解をしておりまして、そこで私の方から皆様に議論のベースとなる社会保障改革の柱としての「安心3本柱」、つまり安心確保のための最優先項目の検討をお願いしたい。
 第一は、子育て支援強化であります。子育て支援のうち特に現物サービス、子育て支援サービスに重点を置き、働きたい女性は全員働けるだけの、子育て基盤の増強や「幼保一体化」の実現。
 第二は、非正規への社会保険、厚生年金あるいは健康保険、こういった分野での非正規の社会保険適用の拡大。格差問題にも関係しますし、中小企業の雇用等への影響にも配慮しながら、適用拡大を図ること。
 第三としては、制度の縦割りを超えた自己負担の「合算上限制度」の導入、お分かりのように医療、介護、保育、障害制度の自己負担を、中にはいろいろと重なっている方がおられるわけですが、それを総合合算して、そして上限を設定する、そういった制度導入。医療や介護等の負担が重複しているそうした世帯の支援が必要だと思っております。
 さらに、その後「効率3本柱」ともいえる効率化・重点化の優先課題も提示を次回の段階でさせていただきたいと思っております。 また来週中には、集中検討会議として原案をまとめ、政府・与党本部に提出をいたしたいと考えております。いよいよ、最後のとりまとめの厳しい段階になりますけれども、引き続きよろしくお願いをいたしたい。」と述べました。

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総理の動き