世界の中の日本
世界が平和であるために、日本が果たすべき役割を行っているのじゃ。
  • 国際社会の一員としての日本
    大きな国にも小さな国もそれぞれ意見があるじゃろ。
    その国々が戦争などの争いごとをせずに、一つの星の上で仲良く安心して暮らしていくために集まって話し合い、日本も積極的に参加しておるんじゃ。
    各国のトップと直接話し合うこともあるぞい。
    学校でも、みんなで話し合って、いろいろな問題を解決しているよね。
  • 困っている国や地域を助ける
    うえや貧困で苦しんでいたり、十分な教育やりょうが受けられない国や地域の人たちのために、 日本がお金や物資、専門家のけんなどでを支えんすることを政府開発援助(ODA)というのじゃ。
    日本はODAでいろいろな国々等ときずなを結んでいるんじゃ。
    ODAで建設されたカンボジアの井戸(写真出典:JICA)
    これはODAで建設されたカンボジアの井戸じゃ。
    以前は、女性や子どもにとって、水くみが重労働となっていたんじゃ。
    建設された井戸は、ポンプでくみ上げられ、子どもでも楽にきれいで安全な水を飲むことができるようになったぞい。
    ぼくたちでもODAのように力になれることがないか、探してみよう!
    キッズ外務省(外務省ホームページ)
  • 世界の国々との貿易
    みんなの生活に必要な石油や食料、衣類などを外国から買うことを「輸入」というのじゃ。
    日本は外国から資源(原油・や液化天然ガス)を多く輸入しているぞい。
    日本で作った自動車や機械などを外国に売ることを「輸出」というのじゃ。
    日本は外国へ自動車や半導体などの電子部品を多く輸出しているぞい。
    「輸入」と「輸出」、 この両方をあわせて貿易というのじゃ。
    世界の国々は貿易でも支え合っておるんじゃ。
    ぼくたちの洋服に付いているタグの「メイド・イン・チャイナ」は、中国で作られたものを輸入してるという意味なんだね。
  • 地球環境を守る
    地球環境を守り、ぜつめつのおそれのある動物を守ることも、重要な課題じゃ。
    国の特別天然記念物「アホウドリ」
    また、地球の環境問題は、国境をこえて大きな課題になっておるんじゃ。
    アメリカ・ミューア氷河
    左は1941年、右は2004年のアメリカ・ミューア氷河の写真じゃ。
    地球温暖化で、氷河が溶けて湖になってしまい、湖がけっかいするなど、自然環境への影響が心配されているのじゃ。
    環境問題は、世界中のみんながいっだんけつして、改善していかなければならない問題なんじゃ。
    日本では省エネ自動車が増えるよう、エコカーを買うと税金を減らしたりしておるぞ。
    パパが買った電気自動車は、CO2を出さないから、地球環境に良いんだね。
  • 日本を守り、世界平和に貢献する
    自衛隊は、日本だけではなく、海外で平和を守るための活動も行っておるんじゃ。
    手前に見えるのは、海上自衛隊のえいかんじゃ。
    奥の民間の船が無事に目的地にたどり着くよう、護衛艦が海ぞくなどの危険から守っているのじゃ。 
    自衛隊は、海外でおきた災害や争いで、被害を受けた人々を助けるためにも、協力しておるんじゃぞ。
    南スータ゛ン派遣施設隊(第11次隊)の活動の様子(2016年12月)
    日本を守るだけじゃなく、世界中の国々の平和に貢献することも大事なのね。