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小泉内閣メールマガジン 第124号 ========================== 2004/01/15

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□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● 四国を視察して

[大臣のほんねとーく]
● 未来を創るナノテクノロジー(科学技術政策担当大臣 茂木敏充)

[特別寄稿]
● 本格的電子政府への第一歩〜新しい「電子政府の総合窓口(e−Gov)」
 運用開始(総務大臣 麻生太郎)

[小泉内閣の動き]
● 官邸経済政策コンファレンス(04/01/14)
● 香川県豊島などの視察(04/01/08)

[キーワード解説]
● 日本のイラク人道復興支援(イラクの現状)

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[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣プロフィール
● 四国を視察して

 小泉純一郎です。

 先週木曜日、かけ足でしたが、瀬戸内海に浮かぶ小さな島、豊島(てしま)
を訪れ、本四架橋を通って坂出に渡り、今治、松山を視察しました。

 豊島は、昭和50年代の後半から平成の初めまで、大量の産業廃棄物が不
法に投棄され、深刻な環境汚染がおこった島です。この廃棄物をどうするか、
難しい問題でしたが、私が厚生大臣の時に、「国も解決に向けて財政支援を
しよう」という決定をしました。

 その後、豊島住民と行政側との合意もできて、豊島から廃棄物を掘り出し
て近くの直島(なおしま)に運び、そこで焼却し、溶融して処理をすること
になり、去年の9月に、ようやく焼却・溶融作業が始まりました。今、豊島
では、住民の皆さんが、オリーブの木を植えて、島を緑にする運動を始めて
います。

 「環境保護と経済発展の両立」、小泉内閣の重要な政策課題です。公用車
を低公害車に変えたり、燃料電池車を導入したり、あるいは役所の屋上に太
陽光発電装置をつけたりと科学技術の力を利用して環境を守る事業を国が率
先して進めています。

 ペットボトルや家電、パソコンのリサイクルを進めていますが、廃棄され
た家電の引取台数は年間1000万台を超えるまでになりました。ゴミゼロ
社会の実現に向けて、これからも身近にできることからどんどん進めていき
ます。

 坂出では老人クラブの皆さんが打ってくださった本場の讃岐うどんを堪能
しました。さすがに腰が強く、小泉内閣もあやかって腰の強い内閣にならね
ばと思いながら四杯も食べてしまいました。

 今治は日本有数のタオル産地。中国などからの輸入が急増する厳しい経営
環境の中、新しいデザインや商品で海外から認められている中小企業があり
ます。昨年の施政方針演説でも紹介しましたが、頑張っている中小企業の方
々とお会いして、勇気と元気をもらった気がします。

 松山では「坂の上の雲」をテーマに都市再生を進めています。松山出身で、
明治の日本で活躍した正岡子規や、秋山好古、真之兄弟ゆかりの地を見て歩
きながら、短い時間でしたが、道後温泉の足湯につかり、心身ともにリフレ
ッシュしました。

 忙しい日程が続き、なかなか国内各地を訪れることができませんが、これ
からも機会を見つけて、知恵とやる気で努力している各地の皆さんにお会い
していきたいと思います。

 山口県の養鶏場で確認された鳥インフルエンザについては、皆さんに不安
を与えないように、十分な対応をとることを関係大臣に指示しました。人へ
の感染防止や鶏への被害拡大防止のために全力をあげてまいります。

 来週から、通常国会がはじまります。難問山積ですが、国会の場でも議論
を尽くし、ようやく出てきた改革の芽を大きな木に育てるために、改革を進
めていきたいと思います。

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[大臣のほんねとーく]
茂木科学技術政策担当大臣プロフィール
● 未来を創るナノテクノロジー(科学技術政策担当大臣 茂木敏充)

 科学技術の振興による豊かで活力のある国づくり(「科学技術創造立国」)
の実現に向けて、政府は、「ライフサイエンス」、「情報通信」、「環境」、
「ナノテクノロジー・材料」を科学技術の重点四分野と位置付けて戦略的に
取り組んでいます。

 この中で、「ナノテクノロジー」とは、ナノメートル(10億分の1メー
トル)単位、つまり原子・分子のレベルで加工・計測する技術の総称です。
何かとても難しい技術のようですが、実は、既に身近なところで使われ始め
ており、日本が世界でトップレベルの分野の一つです。

 例えば、携帯電話では、表示画面や内部の半導体等はナノレベルの微細な
加工技術で多くの部品が作られており、日本が世界でも最先端の多機能・小
型化を実現しています。最近のファンデーションなどの化粧品では、粉末を
ナノサイズにまで細かくすることにより、滑らかさや透明感が増し、肌の美
しさを一層引き立てています。

 光に反応するナノ粒子を外壁やガラスにコーティングした建物も増えてい
ます。ナノレベルで加工された酸化チタンの粒子は、太陽光で汚れを分解し、
きれいにします。水滴ができない効果もあるので、自動車のドアミラーに多
く用いられつつあり、雨の日の安全運転に一役買っています。

 また、がん細胞などの患部にピンポイントで効く医薬品やホームヘルスケ
ア機器などの開発が進めば、より安全でレベルの高い医療が可能となります。

 ナノテクノロジーは、多くの産業で新たな価値を創造し、我々の生活を更
に快適で安心なものへと大きく変えていくキーテクノロジーなのです。

 国会図書館の蔵書約800万冊全ての情報を角砂糖一つの大きさのチップ
に収めることや、下敷きのような極薄のパソコンを使って小学校の授業を行
うことも夢ではありません。

 政府としても、大きな可能性を秘めたナノテクノロジーの分野で、日本が
引き続きトップランナーとして国際社会にも貢献できるよう、人材育成、研
究開発などに積極的に取り組んでいきます。

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[特別寄稿]
麻生総務大臣プロフィール
● 本格的電子政府への第一歩〜新しい「電子政府の総合窓口(e−Gov)」
 運用開始(総務大臣 麻生太郎)

 政府は、インターネットを活用して各府省のホームページから施策に関す
る情報や統計などの行政情報を電子的に提供しています。また、行政手続の
電子化を計画的に進めています。今年3月末までには国の機関が扱う手続の
ほぼすべてが自宅や職場からオンラインで行えるようになります。

 そして、各府省が提供しているこのようなサービスを役所の枠を超え、一
元的に提供する窓口(ポータルサイト)として、「電子政府の総合窓口(e
−Gov:イーガブ)」を整備しています。

 政府の機関が一丸となってこれだけ大規模に行政手続のオンライン化を進
めている例は、先進諸国にもあまりありませんが、残念なことに国際的な評
価はまだ高いとは言えません。

 そこで、「電子政府の総合窓口(e−Gov)」を、1月から、皆さんに
使いやすいよう「結婚する」、「住む」と言った「人生の出来事(ライフイ
ベント)」に基づいた分類により、手続の案内情報を提供することにしまし
た。

 また、利用者の方がよく見るページ集を作成する機能など、民間でよく用
いられている便利な機能を追加しています。役所だから腰が重いと言っては
いられません。逆に、民間をリードするような画期的な取組みが行われても
よいはずです。

 今後とも、利用者の視点に立った行政情報やサービスを提供していくため
に、政府全体としてより分かりやすい情報の提供に取り組んでまいります。

 是非我々のシステムを使ってください。そして、もっと便利なものになる
ようご意見、ご提案を送ってください。電子政府は、これからが本番です。

※ 電子政府の総合窓口(e−Gov)ホームページ
 http://www.e-gov.go.jp/

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[小泉内閣の動き]

● 官邸経済政策コンファレンス(04/01/14)
 https://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2004/01/14keizai.html
 一層の構造改革を進めるために、内外の有識者から構造改革の課題や方向
性について意見を聞く官邸経済政策コンファレンスの模様

● 香川県豊島などの視察(04/01/08)
 https://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2004/01/08tesima.html
 香川県の豊島に不法投棄された産業廃棄物の無害化処理作業や愛媛県松山
市の都市再生への取組の現場などを視察

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[キーワード解説]

● 日本のイラク人道復興支援(イラクの現状)

 過去20年にわたって続いたフセイン政権の圧政の下で、イラクの国土や
国民生活は荒廃しています。

 水道施設は老朽化が進んでおり、手入れも行き届いていませんでした。稼
動しているのは60%未満に過ぎません。また、下水処理施設も十分には機
能していない状況です。

 電力は、1990年には9,295MW(メガワット)の供給能力があり
ましたが、2003年には3,300MWに落ち込み、深刻な電力不足とな
っています。また、この結果、水道施設が正常に稼動せず、水の供給不足の
原因ともなっています。

 フセイン政権下では公衆衛生予算は十分に手当てされず、例えば病院では
建物、機材の老朽化や破損が進んでいました。政権崩壊後、薬の配布や子供
たちへのワクチンの投与などを実施しているものの、依然として50〜70
%の病院がその機能を果たすことができず、イラク国民が十分な医療を受け
ることができない状況です。

 また、食糧が不足し、バグダッドの5歳以下の子供のうち4割近くが、栄
養不足による障害を抱えています。その内訳は、発育障害15.9%、体重
不足13.2%、重度栄養失調7.7%、などとなっています。

 フセインを賛美する歌を毎日うたったり、写真を飾るなどの妄信的な教育
から解放され、教師の地位も向上しました。一方で、新しい教科書を配布す
る計画がテロなどの影響で立ち遅れるといった混乱が見られます。

 このような現状のイラクにおいて、イラク国民は国際社会による支援を待
っています。

※ 上記データは2003年6月の国連統一アピール、同年10月の国連及
 び世銀によるニーズ・アセスメントを参考にしました。今後も、日本とイ
 ラクとの関係や、人道復興支援の内容などについてお伝えします。

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[編集後記]

 来週からいよいよ150日間にわたる通常国会が始まります。冒頭、小泉
総理の施政方針演説が行われ、テレビやラジオ、インターネットで中継され
ます。どうすれば国民に改革の熱意が届くのか、もっとわかりやすい表現は
ないか、総理ご自身が一文一文言葉を選び時間をかけて練り上げたものです。
演説の一言一句に込められた総理の熱い思いを聞いていただけたらと思いま
す。
 先週ご紹介した「官邸経済政策コンファレンス」が昨日行われ、有益な提
言が多数発表されました。19日(月)から下記ホームページで会議の模様
がご覧になれます。
 2週にわたって「第3回オンラインアンケート」を行っています。現在の
ところ約一万件の回答がありました。皆さんのご協力に感謝します。まだ参
加されていない方は是非ご意見やアイディアをお寄せください。(博)
細田内閣官房副長官プロフィール細田内閣官房副長官

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※ 内閣府経済社会総合研究所ホームページ
 http://www.esri.cao.go.jp/index.html

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総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎
編集長:内閣官房副長官 細田博之
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)