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小泉内閣メールマガジン 第159号 ========================== 2004/10/14

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□ 目次

[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
● やればできる

[大臣のほんねとーく]
● 京都議定書発効へ!(環境大臣 小池百合子)

[シリーズ郵政民営化]
● いよいよ「本丸」(郵政民営化担当大臣 竹中平蔵)

[小泉内閣の動き]
● 第161回国会における所信表明演説 など

[キーワード解説]
● 日本郵政公社

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[らいおんはーと 〜 小泉総理のメッセージ]
小泉総理大臣プロフィール 英語版はこちらから
● やればできる

 小泉純一郎です。

 12日から臨時国会が始まりました。

 臨時国会初日の所信表明演説の中で、私は「『やれば出来る』は魔法の合
いことば」という一節を紹介しました。今年の春と夏の甲子園で活躍した愛
媛県済美高校の校歌からの引用です。

 悲観論からは何も生まれません。いかなる困難があってもくじけることな
く努力する。ひるむことなく立ち向かって、危機をチャンスに変えていく。
失敗しても、次の成功への挑戦と受けとめる。勇気と誇りをもって日本の明
るい未来を築こうという思いを国民のみなさんに伝えたかったからです。

 総理大臣に就任して以来、「民間にできることは民間に」「地方にできる
ことは地方に」との方針で一貫して改革を進めてきましたが、ようやく出て
きた「改革の芽」を「大きな木」に成長させることができるか否か、これか
らがいよいよ正念場です。郵政事業の民営化や三位一体の改革の具体化を実
現してまいります。

 いつも言っていることと変わらないじゃないかという批判がありますが、
これまでの方針を実現するのが私の任務です。変えないことが大切なのです。
 
 所信表明演説でも紹介した高校球児たち、アテネオリンピック、パラリン
ピックの選手たちの活躍、そして大リーグ記録を塗りかえたイチロー選手、
大リーグのワールドシリーズ優勝を目指してプレーしている松井選手の活躍
など、私は、彼らのすばらしい活躍を見るたびに、その陰に隠された厳しい
練習と血のにじむような努力、想像をはるかに超える重圧に耐えてきた精神
力を思わずにはいられません。そして、彼らのようになることを目指して、
たくさんのスポーツ選手が努力を続けていることも忘れることはできません。

 青年海外協力隊、イラク人道復興支援やPKO活動に携わる自衛隊の諸君。
9月に訪問したブラジル、メキシコには、日本から渡り、気候も言葉も生活
習慣も異なるかの地で苦労を重ねて生き抜いてきた日系人の方々、海外出張
するさきざきには、現地の経済の一翼を担って活躍する日系企業の関係者の
方々。日本人や日系人のみなさんが、世界各地で活躍し、現地の人々から信
頼と高い評価を受けていることを誇りに思います。

 これから臨時国会。「やればできる。」の合いことばを胸に、改革に取り
組んでいきたいと思います。

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[大臣のほんねとーく]

小池大臣プロフィール

● 京都議定書発効へ!(環境大臣 小池百合子)

 1997年12月に京都で合意された、地球温暖化防止のための「京都議
定書」が、発効に向けていよいよ動き出しました。

 9月30日、ロシアの閣議において、京都議定書の批准が決定されたため
です。ロシアが批准すればその90日後に、我が国の古都の名が冠せられた
京都議定書は発効します。

 地球温暖化を止めるためには、長期的には、その原因となる温室効果ガス
の排出を現在の半分以下まで減らさなくてはなりません。京都議定書は、人
類が立ち向かうこの長い道のりの第一歩として、まずは、途上国と比べ一人
当たり排出量の多い先進国から温室効果ガスの排出を減らすことを定めたも
のです。

 議定書の中で日本は、温室効果ガスの排出を、2008年〜2012年に、
1990年と比べて6%削減する約束をしています。ところが、我が国の2
002年度の排出量は、削減どころか逆に7.6%も増加。ダイエットをし
て6kg体重を減らすつもりが、逆に7.6kg太ってしまったような危機
的状況です。

 ダイエットがうまくいかない原因は、化石燃料などを使用したときに排出
される二酸化炭素が増えていることです。

 日本の家庭でのエネルギー消費は、欧米に比べれば少ないのですが、それ
でも、省エネ家電への買い換えやハイブリッドカーの使用、二重窓や太陽光
パネルの設置など、努力できる余地はたくさんあります。

 また、二酸化炭素排出の8割近くは企業活動によるもので、1990年と
比べ5%近く増加しています。これからの時代、環境機器の開発や、環境対
策への投資は、経済発展を抑制する要素ではなく、むしろ新たな需要と技術
革新を産む、経済の起爆剤です。それが、産業革命、IT革命に続く、第三
の「環境革命」をもたらし、環境と経済の両立を実現する原動力になるので
す。

 京都議定書の約束を確実に達成するためには、皆様一人ひとりが温暖化対
策に参加することが不可欠です。ぜひ御協力をお願いいたします。

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[シリーズ郵政民営化]
元内閣官房参与 中山恭子氏プロフィール

● いよいよ「本丸」(郵政民営化担当大臣 竹中平蔵)

 今回のメルマガから、郵政民営化について専門のコーナーを作っていただ
けることとなり、担当大臣として嬉しく思っています。

 私自身も、なるべく多く寄稿させていただき皆様へ積極的に情報発信した
いと考えています。

 担当大臣に就任以来、郵政民営化に関する有識者会議(大臣への助言組織
に改組のうえ6日に初会合)、郵政民営化情報システム検討会議(12日初
会合)、日本郵政公社と郵政民営化準備室の連絡検討会(8日に発足発表)
など、矢継ぎ早に様々な検討の場を立ち上げてまいりました。

 また5日には、総理を本部長とし全閣僚をメンバーとする郵政民営化推進
本部第一回会合が開催されました。この場で総理から「郵政民営化の問題は、
自分が総理大臣にならなければここまで来なかった問題である。内閣一丸と
なってこの重要課題にあたるように。」と、大変な迫力でご指示がありまし
た。この問題に対する総理の並々ならぬご決意に触れ、担当大臣として改め
て身の引き締まる思いがしました。

 更に、郵政民営化の実現のためには、こうした政府部内での検討を迅速に
進めると共に、国民の皆様のご理解とご協力を得ていくことが不可欠です。
このため、11月頃から来年の初めにかけて、私自身がなるべく多くの地域
に足を運び、郵政民営化をめぐる論点について、それぞれの地域の皆さんと
の討論会を行うことなどを考えており、早急に具体化のうえ発表したいと思
います。

 郵政民営化担当大臣は新設ポストであり、就任直後は秘書官の机・部屋も
ないといった状況でした。お蔭様でこうした体制面の問題もどんどん改善し
つつあり、私と郵政民営化準備室のメンバーが日夜議論をする体制も整って
きました。日本郵政公社や様々な分野の専門家の方々、そして国民の皆様の
ご理解とご協力を仰ぎながら、この明治以来の大改革に全力を尽くしたいと
思います。

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[小泉内閣の動き]

● AU委員会委員長の表敬(04/10/13)
 https://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2004/10/13au.html
  アフリカ連合(AU)の執行機関であるAU委員会のコナレ委員長と会
 談し、「日・AU政策対話」を来春の実施に向けて具体化することで合意

● 日・スイス首脳会談(04/10/12)
 https://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2004/10/12swiss.html
  ジョゼフ・ダイス大統領と会談し、両国間の双方向の投資促進や、科学
 技術協力協定の締結交渉の開始などで一致

● 第161回国会における所信表明演説(04/10/12)
 https://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2004/10/12syosin.html
 https://www.kantei.go.jp/jp/koizumispeech/2004/10/12syosin.html
  「官から民へ」「国から地方へ」の徹底、地域の再生と経済の活性化、
 暮らしの安心と安全、外交と安全保障など、諸改革に関する所信を表明

● アジア欧州会合首脳会合特集(04/10/07〜10)
  ベトナム・ハノイで開催されたアジア欧州会合(ASEM)首脳会合へ
 の小泉総理の出席の模様や会合後の内外記者会見など

・ 小泉総理の動き(04/10/07〜09)
 https://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2004/10/07asem.html
 https://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2004/10/08asem.html
 https://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2004/10/09asem.html

・ 日・越首脳会談(04/10/10)
 https://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2004/10/10vietnam.html
  ファン・バン・カイ首相との会談で、ベトナムへの積極的な政府開発援
 助や、ハノイ市内のタンロン遺跡の発掘・保存への協力などを表明

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[キーワード解説]

● 日本郵政公社

 日本郵政公社は、郵便、郵便貯金、簡易保険の郵政3事業及び郵便局等の
施設を活用したその他の業務を総合的に行う国営の企業です。

 郵便制度は、明治4年、前島密によって創設され、翌年にはほぼ全国で実
施されるまでに発展しました。8年には郵便貯金の制度も始まり、国民の生
活や国家の経済の発展に大きな役割を果たしました。また、国民一般の経済
生活の安定を図るための施策として、大正5年に簡易保険の制度がつくられ
ました。

 このように、郵政3事業は近代国家を作り産業を育てるための国策として、
これまで一貫して国が運営してきました。

 国の行政組織並びに事務及び事業の減量、効率化を目的とする中央省庁等
改革の中で、より適切かつ確実なサービスを提供するため、郵政事業の実施
主体を国から公社に改めることとされました。これにより、組織、予算、定
員などについて予め国会の議決を必要とする「事前管理」から、具体的な経
営目標やその達成のための計画を策定して総務大臣の認可を受け、これに基
づいた業績評価を実施していく「事後評価」に変え、自律的かつ弾力的な経
営を目指すこととされました。そして、平成15年4月1日に日本郵政公社
がスタートしました。

 日本郵政公社は民間的経営手法を積極的に採り入れ、新しいサービスに取
り組んでいます。例えば、翌日配達エリアの拡大といった既存サービスの改
善や、500円で全国どこでも送ることができる「エクスパック500」、
携帯電話料金、国民年金保険料などをパソコンや携帯電話で支払うことがで
きる「ゆうちょPay-Easy(ペイジー)サービス」などの新サービスを行って
います。

 「郵政民営化の基本方針」では、2007年4月に日本郵政公社を廃止し、
窓口ネットワーク、郵便、郵便貯金、郵便保険の4事業会社と国が全額株式
を保有する持株会社を設立し、民営化するとしています。

 民営化により、経営の自由度の更なる拡大を通じて、便利で多様なサービ
スの提供が可能になり、国民の利便性を向上させることが期待されています。

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[編集後記]

 先週末、年間最多上陸記録を更新する、今年9個目の台風22号が上陸し
ました。こうした台風でこれまでに100人の方が亡くなられ、14万7,
530棟の住宅が浸水などの被害に遭っており、自然の脅威をまざまざと見
せつけられる思いです。犠牲となられた方々のご冥福をお祈りするとともに、
被害にあわれた方々に心よりお見舞い申し上げます。政府として災害復旧に
全力を尽くすとともに、災害に強い国づくりに取り組んで参ります。
 12日、所信表明演説が行われ、小泉総理の構造改革実現に向けた強い意
気込みが示されました。郵政民営化、三位一体の改革、社会保障制度改革な
ど、いずれも改革の正念場です。ひとつひとつの改革に向けた小泉内閣の取
り組みを、このメルマガを通じてしっかりとお伝えしていきます。改革の本
丸郵政民営化を分かり易くお伝えする企画については、読者の皆さんから
「もっと知りたい」「デメリットはないのか」といった意見をたくさんいた
だきました。今週からシリーズとして掲載していきますのでご期待ください。
(せいけん)
杉浦内閣官房副長官プロフィール杉浦内閣官房副長官
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総編集長:内閣総理大臣 小泉純一郎
編集長:内閣官房副長官 杉浦正健
発行:内閣官房内閣広報室(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1)