平成24年1月18日政府・連合トップ会談
平成24年1月18日、野田総理は総理大臣官邸で、日本労働組合総連合会(連合)の古賀伸明会長らと会談を行いました。
野田総理は冒頭のあいさつで、「私は、分厚い中間層の復活を一つの理念として掲げています。分厚い中間層の復活のために必要なのは、経済の成長と併せて、雇用の対策をきめ細やかに実行することだと思います。
そして、税と社会保障の一体改革ですが、政治改革や行政改革、身を削る部分も含んだ包括的な大きな改革になりつつあります。このことは何としても、先送りできませんので、全力で取り組んでいきたいと思いますが、社会保障というのは、どなたでも困ったときに、そして困難なときに、苦しいときに必要なものです。これが、持続可能なものになって初めて、分厚い中間層の復活の環境整備ができると思いますし、皆さんのような働き盛りの世代、子育ての世代を対象にした、全世代対応型のものにしていかないと、持続可能な社会保障ということは語ることはできません。
その意味でも、何としても、今国会中にこの一体改革は実現をしたいと思います。」と述べました。