登下校時の子供の安全確保に関する関係閣僚会議(令和元年5月29日(水))における山本国家公安委員会委員長発言(概要)

 今回の事件については、昨日朝、川崎市の路上において、通学途中の児童と保護者の方々が次々と刃物で襲われ、小学6年生の女子児童と39歳の男性が死亡したほか、17名の方が負傷したものです。

 被害に遭われた方々、ご遺族の方々の気持ちを思うと、大変痛ましい事件であり、また子を持つ保護者の方や地域の方々の不安も、大変大きいものと思います。

 現在、警察においては、犯行の動機・背景を含め、その全容解明に向けて捜査を行っております。

 また、昨年度本閣僚会議で取りまとめられた「登下校防犯プラン」を踏まえた取組を進めてきたところではありますが、今回の事件の発生を踏まえ、地域の方々の不安を取り除くため、学校や保護者等が行う見守り活動と連携した上で、地域の実情に応じ、集団登校の集合場所等における警察官による警戒・パトロール等を実施することとしたところであります。

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