賃金・雇用に関する視察in大阪府大阪市

 令和5年10月24日(火)に、矢田総理補佐官は大阪府大阪市において、雇用分野における女性活躍推進や仕事と家庭の両立等に関する意見交換を行うとともに、労働局の視察を行いました。

1 大阪労働局視察
 大阪労働局を訪問し、労働局全体の業務概況や、女性の活躍や働き方改革、同一労働同一賃金に関する業務等を行う、雇用環境・均等部の業務状況について、ヒアリングするとともに、視察を行い、意見交換を行いました。

 
 
 

2 全星薬品工業株式会社の視察
 全星薬品工業株式会社を訪問し大阪府内では認定第1号となる「プラチナえるぼし認定通知書」の交付に当たり挨拶をしました。管理職の女性比率が23%(産業平均10.4%)、男性の育児休業取得率が40%(全国平均13%)と、女性活躍とワークライフバランスを両立させた取組みが進められています。
 また、人事部門の担当者に加え、女性の管理職の方等にも参加いただき、意見交換をしました。育児休業や年休の取得(取得率76.9%(全国平均58.3%))の取組みのほか、女性の職域拡大に向けた取組み等男女ともに働きやすい職場づくりについて、お話を伺いました。

 
 
 

3 社会福祉法人 白寿会 の視察
 特別養護老人ホームなどの介護事業を行う、社会福祉法人 白寿会を訪問し、女性活躍推進や仕事と家庭の両立に取組み等についてお話を伺うとともに、育児休業を取得された方や育児休業中の方にも参加いただき、意見交換を行いました。
 子育てサポート企業として「くるみん」、若者の採用・育成等に積極的な企業として「ユースエール」の認定を受けており、平均勤続年数は、男性18年、女性12年と産業平均9.6年と比較しても長くなっています。
 また、人材確保に苦労していることのほか、職員の家族の職場参観や育休中の職員との交流のイベントなど様々な工夫を行っていること、本人の希望等に応じた雇用継続の取組みを行っていること等をお伺いしました。