首相官邸における福島県内除去土壌の復興再生利用
令和7年7月22日、林内閣官房長官は、総理大臣官邸で、福島県内除去土壌が復興再生利用されている現場を視察しました。
福島の復興に向けて、中間貯蔵施設に保管されている除去土壌や指定廃棄物について、30年以内に福島県外での最終処分を実現するよう、政府一丸となって、着実に取組を前進させていくことが必要ですが、その県外最終処分に向けて鍵となる、除去土壌の復興再生利用の推進に向けては、国民の御理解が重要であることから、政府が率先して復興再生利用を推進するべく、今月20日に、首相官邸前庭での復興再生利用に向けた工事を完了したところです。
視察において、林官房長官は、次のように述べました。
「福島復興に向けまして、政府が率先してこの復興再生利用、これに取り組んでいきますことによりまして、国民の皆様に御理解をいただくと、このことが大変重要である、そういうふうに考えております。
本日は、先ほど御説明がありましたように、4トントラック1台分の土壌、これがこの首相官邸でしっかりと施工されているということが確認をできました。今後の各府省庁の口火を切る取組として大変有意義であったというふうに考えております。
今後は、首相官邸に続きまして、ただ今、復興大臣からもお話がありましたように、各府省庁における復興再生利用につきましても、環境大臣、そして復興大臣を中心に検討を加速化するということになっております。福島復興に向けて、政府を挙げて全力で取り組んでまいりたいと、そういうふうに考えておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。以上です。」