鳥インフルエンザ関係閣僚会議
令和7年10月22日、木原内閣官房長官は、総理大臣官邸で鳥インフルエンザ関係閣僚会議を開催しました。
会議では、北海道の家きんにおける鳥インフルエンザの疑似患畜の発生に対する対応について議論が行われました。
木原官房長官は、冒頭、次のように述べました。
「昨日、北海道白老(しらおい)町の家きん飼養農場において、簡易検査の結果、鳥インフルエンザと疑われる事例が確認され、同16時35分に、鳥インフルエンザと考えられる家きんが確認された場合、農林水産省始め関係各省が緊密に連携し、徹底した防疫措置を迅速に進めること、現場の情報をしっかり収集すること、家きん業者に対し、厳重な警戒を要請するとともに、 予防措置について適切な指導・支援を行うこと、国民に対して正確な情報を迅速に伝えることを内容とする総理指示を発出したところです。
その後のPCR検査の結果、本日、陽性であることが確認され、今シーズンの家きんにおける1例目の陽性事案であったことから、速やかに『鳥インフルエンザ関係閣僚会議』を開催することとしたものです。
鳥インフルエンザは、全世界的に発生が継続して確認されており、我が国では、令和2年以降、6シーズン連続の発生となりました。毎シーズンこれから本格化するため、今後、全国どこで発生してもおかしくない状況になります。
改めて、養鶏農家に対する衛生管理の徹底等の発生予防措置について、全国の関係機関に対する注意喚起をお願いするとともに、昨日、高市総理からも発言があったように、関係各省、都道府県等が緊密に連携し、政府一丸となって緊張感をもった万全の対応をお願いします。」