エネルギー・食料等国民生活を支える基盤の戦略的強化に向けた関係閣僚会議

 令和7年12月26日、木原内閣官房長官は、エネルギー・食料等国民生活を支える基盤の戦略的強化に向けた関係閣僚会議を開催しました。

 会議では、エネルギー・食料等国民生活を支える基盤の戦略的強化について議論が行われました。

 木原官房長官は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。

「エネルギーや食料といった生活に不可欠な物資を外国からの輸入に大きく依存する我が国にとりまして、世界のいずれかで地政学的リスクが顕在化し、海上輸送等に混乱が生じた場合、国民生活や経済社会に重大な影響が生じるおそれがあります。仮に地政学リスクが拡大し、我が国に直接脅威が及ぶ場合には、その影響が更に重大になる可能性は否定できません。
 このような状況をも想定し、エネルギーや食料等の幅広い分野において、我が国の持続的な対応能力の確保に向けた施策の検討を進めていくことが必要となります。こうした取組は、戦略的な投資と日本の成長、そして強靱(きょうじん)な経済構造の構築、ひいては我が国の抑止力の向上にもつながります。
 こうした考え方に基づいて、エネルギー、食料、海上輸送といった分野を中心に、来年夏を目途に、国民生活を支える基盤を戦略的に強化するための一定の方針を取りまとめることといたしました。関係閣僚におかれましては、各分野において、そのための具体的な検討を進めるようにお願いいたします。」