ノウフク交流会
令和8年1月9日、木原内閣官房長官は、総理大臣官邸でノウフク交流会に出席しました。
木原官房長官は、挨拶で次のように述べました。
「ようこそ総理官邸にお越しいただきました。私は内閣官房長官を務めております木原稔と申します。本日は、ノウフク・アワードを受賞された5団体の皆様方、官邸に我々お迎えできまして、大変うれしく思っております。
農福連携というのは、障害のある方々が農業の現場で力を発揮して、農業を支える担い手として活躍をする取組であります。働くことを通じて自信を持ち、また生きがいを持つことにもつながるわけであります。また、農業をきっかけに人と人とがつながり、地域を元気にする、そういった力もあります。
政府では、こうした農福連携を更に広げていくために、令和6年6月に新たなビジョンをまとめました。2030年度までに、全国で12,000件以上の取組主体が生まれることを目標としております。そのために、『地域で広げる』『未来に広げる』『きずなを広げる』、この3つを大切にしています。
今後は、まず、特別支援学校や矯正施設などで、農業に触れる機会を増やしてまいります。土地に触れて、作物を育てる、そういった経験が、次の一歩につながるわけであります。
次に、地域で協議会を作り、農業と福祉の関係者が顔の見える関係を築いていきたいと思っております。働きたい人と、農家などの働く場をつなぎ、農業実習、商品のブランドづくりなどを進めてまいります。そして、働き始めた後も、きめ細やかな支えにより、安心して長く働ける環境を整えていきます。
本日、お越しの皆様方は、こうした取組を現場で実践しておられます。『羽生(はにゅう)ふじ高等学園』では、特別支援学校での農作物の栽培や販売体験を通じ、生徒の皆様が農業で働く力を育てています。『熊本福祉会』では、地域協議会を設立し、地域ぐるみで取組を進め、障害のある方に加えて、矯正施設を出た方々の農業での就労を支えています。また、『ココトモファーム』は、自社で育てたお米を使い、企業と協力したスイーツづくりを、『ウィズファーム』では、地域の高齢農家から借りた農地で作った果物でジュースづくりをそれぞれ行い、ブランドづくりに取り組んでおられます。『青葉仁会』さんは、カフェや観光農園など多様な事業を展開をし、一人一人の個性にあった働く場を整えておられます。
本日は、皆様が心を込めて作られた農作物や、あるいは加工品、そういったものを頂きながら、現場での工夫や思いを直接、私どもが伺える、そのことを大変楽しみにしているところです。政府としても、皆様と力を合わせて、農福連携を全国へと広げてまいります。本日はどうぞよろしくお願いいたします。」