クマ被害対策等に関する関係閣僚会議

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 令和8年3月27日、木原内閣官房長官は、総理大臣官邸で第3回クマ被害対策等に関する関係閣僚会議を開催しました。

 会議では、クマ被害対策ロードマップ(案)について議論が行われました。

 木原官房長官は、本日の議論を踏まえ、次のように述べました。

「本日、政府は、新たな『クマ被害対策ロードマップ』を取りまとめました。まずは、環境大臣を始め、関係閣僚の精力的な対応に対し、敬意を表します。
 本ロードマップは、2030年度までの、地域別の捕獲目標数やクマ捕獲作業に従事する自治体職員数、はこわななどの資機材に関する目標を設定するとともに、昨年末に策定した『クマ被害対策パッケージ』を盛り込んだ施策を、年度ごとに具体化することにより、実効性をより高める趣旨で作成したものであります。
 関係閣僚におかれては、今後、冬眠明けのクマの出没増加が懸念される中で、まずは、春期のクマの捕獲の推進に万全を期すなど、引き続き、強い緊張感をもって積極的に取り組むようにお願いをいたします。
 とりわけ、総務大臣には、クマの捕獲作業に従事する職員への支援など、クマの捕獲等に要する経費に対する特別交付税措置を通じて、地域の取組に対する支援を推進してください。文部科学大臣には、学校や登下校時のこどもの安全確保を図るため、学校への専門家等の派遣や登下校見守りボランティアの活動の支援など、こどもの安全確保に向けた取組を着実に進めてください。農林水産大臣には、強固な柵の整備、緩衝帯の設置、農地周辺の捕獲強化、森林の広葉樹林化など、地域での総合的な被害防止対策に取り組んでください。国土交通大臣には、河川の樹木伐採等による出没防止対策に加え、観光地における旅行者の安全対策を進めていただきたいと思っています。防衛大臣及び国家公安委員会委員長には、自衛隊OB等や警察OBへの協力要請により、地域の捕獲者確保に努めていただくとともに、国家公安委員会委員長には、警察による住民の安全確保、市街地等における駆除態勢の確保に取り組んでください。
 環境大臣には、クマの個体数推定による地域ごとの捕獲目標数の精緻化、捕獲者の確保を含む地域の捕獲体制の整備、国立公園における利用者の安全確保対策を徹底していただくとともに、関係閣僚と緊密に連携して、本ロードマップに掲げた施策の進捗を定期的に確認し、必要があれば機動的に見直すようにお願いをいたします。
 政府としては、国民の安全・安心の確保を最優先とし、『クマ被害対策ロードマップ』にのっとって、引き続き、必要なクマ被害対策を戦略的かつ計画的に実行し、クマ出没時の対応体制の確立と、人とクマのすみ分けの実現に向けて全力で取り組んでまいります。」