規制のサンドボックス制度とは、IoT、ブロックチェーン、ロボット等の新たな技術の実用化や、プラットフォーマー型ビジネス、シェアリングエコノミーなどの新たなビジネスモデルの実施が、現行規制との関係で困難である場合に、新しい技術やビジネスモデルの社会実装に向け、事業者の申請に基づき、規制官庁の認定を受けた実証を行い、実証により得られた情報やデータを用いて規制の見直しに繋げていく制度です。
認定プロジェクト等
- パナソニック株式会社
[認定日:平成30年12月26日] - 株式会社MICIN
[認定日:平成30年12月26日] - 株式会社Crypto Garage
[認定日:平成31年1月18日] - 株式会社カウリス、関西電力株式会社
[認定日:平成31年3月6日] - 株式会社エンビプロ・ホールディングス、株式会社しんえこ
[認定日:平成31年4月8日] - サスメド株式会社
[認定日:平成31年4月22日] - 株式会社Kitahara Medical Strategies International
医療法人社団KNI
[認定日:令和元年6月28日] - 株式会社justInCase
[認定日:令和元年7月5日] - 国土交通省が登録した宅地建物取引業者(113者)
[認定日:令和元年9月20日] - 株式会社DADA
[認定日:令和元年10月17日] - 株式会社mobby ride
[認定日:令和元年10月17日] - 株式会社Luup
[認定日:令和元年10月17日] - glafit株式会社、和歌山市
[認定日:令和元年10月17日] - Frich株式会社、等
[特例措置を講ずる旨の通知があった日:令和2年1月24日] - Frich株式会社
[認定日:令和2年3月13日]
[変更認定日:令和3年4月2日] - 株式会社マイクロブラッドサイエンス、シスメックス株式会社、株式会社ドーム
[認定日:令和2年5月19日]
[変更認定日:令和3年3月30日] - 株式会社リンクス
[認定日:令和2年6月26日] - 株式会社ミライジンラボ、不二熱学工業株式会社
[認定日:令和2年6月30日] - gooddaysホールディングス株式会社
[認定日:令和2年8月6日] - 一般財団法人日本ヘルスケア協会
[認定日:令和2年10月5日] - 大正製薬株式会社
[認定日:令和3年4月23日]
[変更認定日:令和4年3月11日] - 株式会社New Innovations
[認定日:令和3年6月3日] - アクセンチュア株式会社
[認定日:令和4年3月29日] - 三菱UFJ信託銀行株式会社
[認定日:令和4年3月29日]
- 主務大臣の公表資料はこちら
サンドボックス制度の活用
制度の活用を検討している方へ
よくある質問
Q1:誰でもこの制度を利用することができますか?
Fintech、ヘルスケア、モビリティなど、どのような産業分野に関連するプロジェクトでも応募可能です。まずはお気軽にご相談ください。
Q2:どのくらいの期間まで実証できますか?
実証データを取得するために必要な期間を原則としていますが、実証内容に照らして適切な期間を設定することが可能です。(例えば3ヶ月や6ヶ月など)
Q3:申請から認定までどの程度時間を要しますか?
実証内容によりますが、正式な申請書を提出してから約1ヶ月~2ヶ月程度です。
Q4:法律や規制について見識はありませんが、申請できますか?
まずはご相談ください。申請にあたっては、新技術等社会実装推進チームがサポートいたします。
お問い合わせ・案件のご相談
- 規制のサンドボックス制度に関するお問い合わせや案件のご相談は、こちらのフォームよりお申込みください。
- 海外企業の方は日本貿易振興機構(JETRO)経由でも相談を受け付けています。
新技術等効果評価委員会
規制のサンドボックス制度では、第三者委員会として新技術等効果評価委員会を設置しており、実証計画に対する主務大臣の見解に意見を述べるとともに、必要に応じ内閣総理大臣を通じて主務大臣に対し勧告することを職務として活動しています。
根拠法令等
各府省庁等 推進部局一覧等
関連制度
- 新事業特例制度・グレーゾーン解消制度[経済産業省]
メディア掲載(外部リンク)
※以下は、規制のサンドボックス制度や活用事例に関する記事等が掲載された外部のwebサイトへ移動します。内閣官房が運営するページではありませんので、ご了承ください。
国内記事
- 「規制のサンドボックス制度」が日本で生まれたワケ[みずほ証券お金のキャンパス(2018年9月)]
- 規制のサンドボックスはイノベーションを生むステージの創出[みずほ証券お金のキャンパス(2018年9月)]
- 規制のサンドボックスは未来のためにすべての人に実証に参加してほしい[みずほ証券お金のキャンパス(2018年9月)]
- 世代を超えて世の中を変えていきたいという情熱をもつ皆様に応えていける政府でありたい [みずほ証券お金のキャンパス(2018年9月)]
- サンドボックスとRegTechで変わる金融サービス[EY新日本有限責任監査法人:2018年10月]
- スタートアップは積極的に活用したい! 政府と一緒に実証実験を実現できる「規制のサンドボックス制度」[Loftwork:2020年11月]
- モビリティ、ヘルステック、Fintech…今の法律が足かせになって事業化が進まない…なら「規制のサンドボックス制度」を使ってみては?活用事例と実践方法7つのステップ紹介[Loftwork:2020年11月]
- 仮想想通貨ビジネスと「規制」は歩み寄れるか?[coindesk JAPAN:2019年7月]
- 警察を動かした「電動バイク」メーカーの秘策[東洋経済ONLINE:2020年11月]
- 「規制のサンドボックス」がオープンイノベーションを加速する MHM Labが目指す、スタートアップ支援の未来[BUSINESSLAWYERS:2019年3月]
- 社会のDXを加速させるために、「規制のサンドボックス制度」が果たす役割とは[金融DXサミット:2021年9月]
- 幅広い分野で新事業を見据えた活用が進む「新技術等実証制度(規制のサンドボックス制度)」とは[NET MONEY ZUU online:2021年12月]
- 新技術をより早く産業とつなげるために。ブロックチェーン、生体認証、IoTなどの社会実装を目指す「新技術等実証制度(規制のサンドボックス制度)」[MONEY TIMES:2022年2月]
- 電動キックボードが公道を走れるようになったワケ。「新技術等実証制度(規制のサンドボックス制度)」の活用事例を紹介[fuelle:2022年2月]
- 【第12回】企業にとっての本質的メリットとは?「新技術等実証制度(規制のサンドボックス制度)」が目指す産業の進化[THE OWNER:2022年2月]
- 日本の規制緩和、最前線。政府の「規制のサンドボックス制度」は企業のイノベーションを加速できるか[ZUU online:2022年3月]
国外記事
セミナー・イベント登壇
- 規制対応のテクノロジーとエコシステムの潮流[東洋経済新報社:2019年7月]
- 新規ビジネス創出に向けたルールメイキングの実践[法律事務所ZeLo・外国法共同事業/CIC Tokyo:2020年12月]
- 新たなビジネスと法規制の関係性及び「規制のサンドボックス制度」の実践 [日本計画研究所:2020年12月]
- 次世代保険ビジネスの最前線[Seminar-info:2021年3月]