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◇神奈川県立深沢高等学校 http://www.fukasawa-h.pen-kanagawa.ed.jp/
 同校は、平成19年度より、神奈川県教育委員会の「学力向上推進及び特色ある県立高校づくり推進事業」の一環として、シチズンシップ教育(社会や経済の仕組みを理解し、自立した社会人として積極的に社会参加するための能力と態度を育成する実践的な教育)に取り組んでいます。具体的には、国政選挙に合わせ実際の候補者への投票を体験する「模擬投票」、横浜地方裁判所での裁判見学や裁判員制度に関する出前講義、「新川清掃」などのボランティア体験活動等、地域との協働事業などの取り組みを行っています。
 当日は、3年生の公民科「政治・経済」の授業におけるシチズンシップ教育の状況を見学後、意見交換の中で以下のお話を伺いました。

 (生徒から)
  •  「かながわハイスクール議会2008」に参加し、委員会の委員長を務め、議員や県知事の前で政策提言をした。もともと政治には関心がなかったが、議会に参加して興味が湧いてきた。これからの日本を背負っていく役割を担う高校生が、このような経験ができるのは良いこと。
  •  シチズンシップ教育を受けることで、自分の知らなかったことが身近に感じられるようになった。
 (教職員の方々から)
  •  模擬投票は、学習した知識・理論が政治参加意識を高め、将来の行動につなげる手段として有効。
  •  今後は、これまでの取り組みに加え、裁判制度に関する学習効果を高めるため、模擬裁判の実施に向けた取り組みを進めていきたい。

 なお、教育再生懇談会委員と生徒との意見交換では、「国政選挙の投票権を18歳に引き下げた場合に、投票所へ足を運ぶか。」との問いに対し、投票については知識のみならず一定の社会経験も必要であり、さらに議論の余地があるのではないかとの意見が出ました。


高校3年生 公民(政治・経済)の授業風景

生徒との意見交換の様子