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◇筑波大学附属駒場高等学校 http://www.sakura.cc.tsukuba.ac.jp/~soumuhp/official/
 2002年より文部科学省の「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」研究開発校に指定されている同校では、数学への興味関心を高め、科学系人材や科学的教養を持つ市民を育成するため、教材やカリキュラムを開発し、教育研究会等で公開するなどの取組を継続して行っています。当日は、2年生の「数学U」の授業を見学後、意見交換の中で教職員の方々から以下のお話を伺いました。
現行の数学の教科書は、コンパクトにまとまっているが、知識が断片的に記されており、相互の関連性や発展的内容に欠けているのが問題。
数学の授業は、例題と解答の連続による旧態依然とした方式を打破する必要があり、教科書の既修部分の記載内容を使いつつ、螺旋的に理解を高めていくことができるような独自の教材開発に基づく授業を展開している。
学習内容の先取りや国際数学オリンピックへの参加を意識した特別な授業は行わず、幅広い深みのある授業を目指している。カリキュラムは可能な範囲で圧縮し、空いた時間を活用して大学での学びに至る「統計」「微分方程式」等の授業を実施している。
生徒たちは、授業で別解を披露しあったり、放課後の「数学科学研究会」等の活動の中で切磋琢磨し、良い刺激を受け合っている。
今後はSSHの成果をまとめたデータベースを作成し、様々な教育機関との共有を目指している。

高校2年生(数学U)の授業風景 意見交換の様子