地方創生ワカモノ会合

地域で活躍する、
地域を元気にするヒントが見つかる
地方創生ワカモノ会合、
全国8か所で開催

地方創生ワカモノ会合 in 松山


働き方改革×起業で、地域は変わる

2019年8月4日(日)開催実施レポート

地域で活躍する、地域を元気にするヒントが見つかる地方創生ワカモノ会合を、全国8か所で開催。
松山では、「働き方改革× 起業」をテーマに、基調講演では、芸人や絵本作家として多方面で活躍されている西野亮廣氏に、若者へのエールも含め、新しい働き方について講演いただきました。
事例報告、パネルディスカッションでは、地域と共創する働き方を実践している方々に、その取組内容についてご説明いただきました。

日 時: 2019年8月4日(日)13:00~16:10(開場12:30)
会 場: 愛媛大学 南加記念ホール(愛媛県松山市文京町3)
参加費: 無料
主 催: 内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局、内閣府地方創生推進事務局
共 催: G20愛媛・松山労働雇用大臣会合推進協議会
協 力: 厚生労働省、愛媛大学

※敬称略・順不同

開会挨拶

田中 由紀

田中 由紀

内閣官房 まち・ひと・しごと創生本部事務局 次長

本日のイベントを通じて、地域にこそチャンスある、地域の未来は明るくなる、自分たちにも何かできるかもしれない、といったヒントをつかんでいただければ大変うれしく思います。地域の未来への希望をもっていただくとともに、地方創生の動きがさらに加速することを期待しています。

中村 時広

中村 時広

愛媛県知事

AI、IoT、5Gなどの新しい技術により、人々の価値観や働き方そのものが変わってくる時代となるなか、愛媛県では「愛媛グローカル・フロンティア・プログラム」により、優秀な起業アイディアの立ち上げをバックアップしています。新しい時代を築くため、新たな起業家が愛媛県内に誕生することを心から期待しています。

野志 克仁

野志 克仁

松山市長

愛媛・松山は、通勤・通学時間が最も短いなど、全国の中でも非常に暮らしやすい、働きやすいまちとして知られ、移住者や新たな企業が増えてきています。市としては、中小企業における定型業務の自動化システム導入支援といった全国初の取り組みなどにより、働き方改革をますます進めていきたいと思っています。

地方創生に関する説明

田中 由紀

田中 由紀

内閣官房 まち・ひと・しごと創生本部事務局 次長

地方創生は、地方に仕事や人の流れをつくり活性化するための戦略です。少子化や東京一極集中の流れが続く中で、東京圏から地方に移住する人を増やすことは大きな目標ですが、特定の地域に継続的に関わる「関係人口」を増やすことも大事です。若者に地方での可能性を実感してもらえる視点を、今後の戦略の中で強化していきたいと思っています。

起業支援(EGF)に関する説明

佐藤 努

佐藤 努

愛媛県経済労働部 産業支援局長

愛媛グローカル・フロンティア・プログラム(EGF)は愛媛から世界に通用するビジネスプランを実現する創業支援の取り組みです。県内の人々をエンカレッジすることはもちろん、県外の創業意欲のある人を呼び込み、地域資源で地域課題を解決するビジネスを生み出すことを目指しています。ぜひチャレンジしてみてください。

基調講演

西野 亮廣

芸人/絵本作家

どんなビジネスでも挑戦を続けるためには「お金」と「広告」の問題が必ずついて回り、全てのクオリティが上がり均一化している今、「信用」がとても重要になっていると論及。
クラウドファンディングが資金調達の選択肢として注目されているが、ここでも大切なのは信用であり、嘘をつかずに“信用を稼ぐ”ことを大切にしてほしいと、ワカモノたちに向けてメッセージを送りました。

取組事例紹介

岡野 春樹

郡上カンパニー ディレクター

東京の会社からの出向で岐阜県郡上市に家族で移住し、根っこのある生きかたを大切に仕事をしています。大切なことは、やりたいことに没入してまずやってみる=「あそぶ」ことです。身体の感覚に素直になって、何か新しいものが湧き出てくる隙間を作ることが大事です。それができるのが僕にとっては郡上であり、郡上でしかできないプロジェクトを模索しています。

正能 茉優

株式会社ハピキラFACTORY 代表取締役

大学時代に起業した会社の代表、東京の電機メーカー社員、大学の特任助教という3つの仕事をしています。「ハピキラFACTORY」は学生時代に長野県小布施町に行ったことをきっかけに、“かわいい”を入り口に若者や女性に地域に興味を持ってもらえたらと始めました。
地域“を”どうするかではなく、地域“で”得意なことをやってみる、結果として、地域も元気にしていくという発想に変えてみるとチャレンジの幅が広がるかもしれません。

辰濱 健一

Sansan株式会社 Eight事業部エンジニア

人口約5,500人の徳島県神山町のサテライトオフィスにいて、リモートワークでアプリ開発をしています。本社は東京で、私だけが神山町で勤務しています。最初はみんなが同じ場所で働くのが当たり前と思っていましたが、今は私も東京にいる社員もこの働き方が当たり前になっています。また、地方では多種多様な人々との関わりの中で自分の役割も見出し、自発的に動くことで充実した毎日を送れる環境があります。

河合 崇

株式会社リバースプロジェクトトレーディング 代表取締役

大阪から愛媛に10年前に移住し、地域資源の大切さを愛媛から伝えるべく、3年前に「愛媛シルクプロジェクト」を立ち上げました。シルクには様々な活用方法がありますが、生糸になる残りの部分を使った商品開発に着目し、様々な方々を巻き込んだ官民連携で取組んでいます。情熱と思い、そして行動力でアイデアや発想を実現し、みんなでイノベーションを起こして未来を作っていきたいと思っています。

パネルディスカッション

「働き方改革× 起業」をテーマに、地域で仕事を創り、育んでいくにはどうしたらよいか、また、地域で活躍する、地域を元気にするという地方創生の実現には何が重要かなどについて、パネルディスカッションを行いました。

パネルディスカッション
岡野 春樹

岡野 春樹

頭でばかり考えるのではなく、自分の身体からの声に素直になって、好きかどうか、違和感はないか、自分に嘘をつかずにやってみることが大事だと思っています。地域をよくしようと気負わずに、自分が楽しくて、さらに、それが少しでも地域の役に立つといいというスタンスがビジネスを作るうえでも大切です。

正能 茉優

正能 茉優

なかなか想像がつきにくい組み合わせのキャリアを掛け算することで、自分をオンリーワンの存在にできるのではないかと考えました。あくまでもベースにあるのは、自分がやってみたいと思えるかどうか。自分がやりたいと思えること、居心地がいいことは、プロジェクトを継続させていく上で大切なことです。結果を出すところまで継続できれば、社会や地域を幸せにすることも大事にしていけると思います。

辰濱 健一

辰濱 健一

自分の中で何がやりたいかを何度も咀嚼してみてください。そうすると自分が何をやりたいのかという信念の確認ができます。そしてチャレンジしてみてください。地方で働きながら、さらに遠くの世界にも目を向けて、グローバルな仕事を地方でやる。それはかっこよくて楽しいことではありませんか。

河合 崇

河合 崇

最初は「都会から来たよそ者が何を言っているのか」と言われることも多かったですが、あきらめずに通い続けて熱い思いを伝えることが大切だと感じました。我々はSDGsのゴールをともに目指すことで思いを共有できました。志のある人々とともに、切磋琢磨して一緒に夢を追い続けることが大切だと思います。