地方創生ワカモノ会合

地域で活躍する、
地域を元気にするヒントが見つかる
地方創生ワカモノ会合、
全国8か所で開催

地方創生ワカモノ会合 in 長野


環境×観光で、地域は変わる

2019年7月13日(土)開催実施レポート

地域で活躍する、地域を元気にするヒントが見つかる地方創生ワカモノ会合を、全国8か所で開催。
長野では、「環境×観光」をテーマに、自然環境等の地域資源を生かしたツーリズム振興についてのセミナーを実施しました。
基調講演では、ローカルの魅力に関する情報発信を行うWeb マガジン・コロカルの及川編集長にお話しいただきました。事例報告等では、観光振興や地域の魅力の発掘・発信に取り組む方等から、その内容についてご説明いただきました。

日 時: 2019年7月13日(土)13:00~16:00(開場12:30)
会 場: 長野市芸術館 アクトスペース(長野県長野市大字鶴賀緑町1613番地)
参加費: 無料
主 催: 内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局、内閣府地方創生推進事務局
共 催: 長野県
後 援: 環境省、観光庁、長野市

※敬称略・順不同

開会挨拶

多田 健一郎

多田 健一郎

内閣官房 まち・ひと・しごと創生本部事務局 地方創生総括官補

人口減少や東京一極集中に歯止めをかけるべく、地方創生に取り組んでいます。ワカモノの中には、地方に移住して新しい仕事を始めたいという人も出てきています。地方には、仕事が、そして生活を豊かに楽しく過ごせるチャンスがたくさんあることを感じてほしいと思います。

阿部 守一

阿部 守一

長野県知事

快適に暮らせる、魅力ある地域をつくり、定住人口、交流人口、つながり人口を増やしたいと思っています。長野県には環境も観光も優れた資源や取組があります。多くの人に魅力を伝え、人を惹きつける力をさらに強くするにはどうしたらよいか、一緒に学び、考え、行動する契機にしていただくことを強く期待しています。

地方創生に関する説明

高橋 文昭

高橋 文昭

内閣官房 まち・ひと・しごと創生本部事務局 次長

地方創生は、人口減少や少子高齢化への対策、東京の一極集中の是正が大きな柱となっています。これらは簡単に解決できる課題ではありませんが、地方に仕事をつくる、発展する情報通信技術を使って地方を元気にする、そしてインバウンド需要を取り込み地方を活性化するなど、一つひとつの活動に取り組んでいます。

基調講演

及川 卓也

株式会社マガジンハウス クロスメディア事業局コロカル事業部 部長/編集長

都市部で暮らし、働くということは、専門性の高い人々が高度な分業によってモノを作るというおもしろさはありますが、一方で、システムの中に取り込まれていくという窮屈さも存在している気がします。一方で、ローカルは課題も多いですが、「常識(ステレオタイプ)」をリセットして、新しいライフスタイルを自分でクリエイティブできる自由さ、新しいやりがいを実践している人が多く存在します。ローカルにこそ、可能性が、むしろ最先端が、広がっていると思います。

取組事例紹介

竹山 史朗

株式会社モンベル 常務取締役 広報本部長

自然環境の大切さを学びながら、アウトドアアクティビティで地方の魅力を体感するイベント「SEA TO SUMMIT」は、地元の人々にもおもてなしに協力していただいている人気のイベントです。さらに、ジャパンエコトラックではツーリスト目線で便利で楽しいことを大事にしながら、アウトドアを通じて地域の自然の魅力を感じていただくための仕組みづくりにも取り組んでいます。

山田 拓

株式会社美ら地球 CEO

我が社は飛騨地域で「SATOYAMA EXPERIENCE」というガイドツアーを運営しており、70ヶ国以上から多くの外国人が参加しています。地方の暮らしぶりに触れる体験が外国人の満足度の源泉になっており、地域の人々にとっても、海外の方とふれあい、褒めてもらえる機会になっています。地方には自分たちは気づいていないが、たくさんの宝物があると感じています。

國定 康子

株式会社スペースキー アウトドア推進事業部 部長

スペースキーはアウトドアレジャーをフックに、ユーザーと地域をつなぐ情報発信とサービス提供をしています。単に景色を見るだけでなく、訪れた時の体験や楽しさを旅前から想像させるような情報発信をすることが重要です。そして、50年、100年後もアウトドアレジャーを継続していくためには自然を守る環境づくりが大切だと思います。

田中 海月

株式会社ビートル・カメラガールズ プロデューサー

「カメラガールズ」はカメラ好きの女性の交流の場です。地方ならではの自然環境はフォトジェニックなものに溢れています。地域とコラボし、参加者が自分で行きたい所を企画して実施するモニターツアーはいつも大人気です。好きな写真を通して、行ったことも考えたこともなかった地方といつのまにかつながっている、そんな関係づくりをしています。

パネルディスカッション

「環境×観光」をテーマに、地域で仕事を創り、育んでいくにはどうしたらよいか、また、地域で活躍する、地域を元気にするという地方創生の実現には何が重要かなどについて、パネルディスカッションを行いました。

パネルディスカッション
竹山 史朗

竹山 史朗

イベントは地域の自然などの魅力を発信するきっかけになりますが、同時に、地域住民にとっての気づきにもなります。自分たちの地域を楽しんでいる人を見ることによって、アウトドア文化が地元に自然と根づき、訪れる人々を歓迎する。訪れる人々もそういう空気を感じて地域が心地よい空気感に包まれる。そんな循環ができるといいと思います。

山田 拓

山田 拓

観光はこれからもどんどん伸びる分野であり、地方には外国人を相手にビジネスする場も増えていくと思います。地方は、多くのワカモノに、世界とダイレクトにつながってチャレンジをもたらしてくれる場所であり、自分の尺度で自分らしい生き方ができる可能性を秘めている場所です。皆さんもチャレンジしてみてはどうでしょうか。

國定 康子

國定 康子

海や森、川など地方の自然資源は魅力的な観光資源です。アウトドア人口を増やすことが、結果として地方に行く人を増やすことにもつながります。いかに地方に行きやすくするか、行きたいと思わせるか。地域の課題を自分ゴト化し、解決していこうという情熱を持って行動する人を増やしていくことが地方創生のカギだと思います。

田中 海月

田中 海月

カメラという趣味を通じて、地域と自然な形でつながる機会をつくるというのも地方創生の一つの形だと思います。私はカメラが好きでこれを仕事にしようと起業しましたが、これだという自分の好きなものを見つけて継続してやっていくことが大事です。それができるのは東京なのか、地方なのか。いろいろと試しながら見つけてみてください。