地方創生ワカモノ会合

地域で活躍する、
地域を元気にするヒントが見つかる
地方創生ワカモノ会合、
全国8か所で開催

地方創生ワカモノ会合 in 新潟


スマート農業で、
地域は変わる

2019年5月25日(土)開催実施レポート

地域で活躍する、地域を元気にするヒントが見つかる地方創生ワカモノ会合を、全国8か所で開催。
新潟では、「スマート農業」をテーマに、農業におけるスマート農業技術、その実装、今後の活用可能性等をセミナー形式で紹介しました。
事例報告、パネルディスカッションでは、実際にスマート農業の技術開発や現場への実装に取り組んでいる方や、地方創生に取り組んでいる方から、その取組内容についてご説明いただきました。

日 時: 2019年5月25日(土)13:00~15:30(開場12:30)
会 場: 新潟市民プラザ(新潟県新潟市中央区西堀通6番町866 NEXT21ビル6階)
参加費: 無料
主 催: 内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局、内閣府地方創生推進事務局
共 催: 新潟県、新潟市
協 力: 農林水産省

※敬称略・順不同

開会挨拶

片山 さつき

片山 さつき

まち・ひと・しごと創生担当大臣

日本の持続可能な発展のカギは地方創生にあります。本日は、地域にとって大きな可能性を持つ農業について事例報告等を行っていただき、人生100年時代に最も適した働き方ができるスマート農業を新潟から発信したいと思います。ワカモノ主役の時代のシナリオを描き、郷土への愛情とパッションを発揮し活躍していただくことを期待しています。

溝口 洋

溝口 洋

新潟県副知事

農業は地域の元気を作る重要なカギであり、中でもスマート農業は、農業を志そうとする多くのワカモノにとって、農業を魅力的に、そして稼げる産業にしていく可能性があります。ここ新潟は、その無限の可能性にあふれている地域です。地域の元気を、皆さんの力で大いに盛り上げていただきたいと思います。

中原 八一

中原 八一

新潟市長

G20新潟農業大臣会合では、世界各国の方々が新潟の食と農の素晴らしさを体験し、新潟市がこれまで取り組んできたスマート農業についても高い評価をいただきました。農業や食の最先端でご活躍されている皆様とともに、今までとは違う未来の農業について考え、地方創生に役立てていきたいと思います。

地方創生に関する説明

川合 靖洋

川合 靖洋

内閣官房 まち・ひと・しごと創生本部事務局 次長

政府では、東京一極集中を是正し、人口減少の中でも成長力を維持していくために、様々な地方創生施策に取り組んでいます。農業分野では2025年までに担い手のほぼすべてがスマート農業を実践することを目標とするなど、農業者の所得増や農林水産物の輸出拡大等に取り組み、誰もが活躍できる地域づくりを目指しています。

取組事例紹介

野口 伸

北海道大学大学院農学研究院 副研究院長・教授

スマート農業技術はいよいよ社会実装される段階に来ています。“経験と勘”の農業からデータに基づく農業へ。そのために良質なデータを効率的に集め、そのビッグデータを解析してみんなが使えるようにする「農業データ連携基盤」を新たに構築しました。グローバル競争に勝てる強い農業を実現し、農林水産業及び関連産業の市場規模を拡大することを目標に取り組んでいます。

小池 聡

ベジタリア株式会社 代表取締役社長

10年前に就農しましたが、様々な課題に直面し、科学とテクノロジーを融合させた解決に取り組みました。その経験からIoTセンサーでデータを測り、クラウドで管理分析する栽培管理システムを提供しています。これから農業を始める人にも“匠の技”を伝承できるようになり、スマート農業によって、農業は最先端産業になっていくでしょう。今から2050年までには世界で約25億人分の食糧需要が増える試算もあり、その解決に日本の技術が貢献するはずです。

瀬戸 りか

日本電信電話株式会社 研究企画部門 食農プロデュース担当
アグリガール001

アグリガールはICTを使った農業のソリューションを生産者に伝える役割、いわば生産者と先端技術をつなぐ架け橋です。地域を、日本を元気にしたいという思いから、実際に農業の現場に飛び込んで、ICTの導入にまだ馴染みのない農家の方々と一緒に試行錯誤しながらソリューションの導入を支えています。そこにはそれぞれの物語があり、農家の方たちの気持ちに共感しながら取り組むことが大切だと感じています。

尾畑 留美子

尾畑酒造株式会社 専務取締役

高品質なお米がとれることで有名な佐渡ヶ島で酒造りをしています。日本酒の海外輸出は伸び続けており、当社でも既に15か国に輸出しています。また、酒蔵ツーリズムとして国内外から多くの方が訪れるようになり、佐渡に居ながらにして世界との結びつきが生まれています。世界と佐渡をつなぐ、そして世代をつなぐ酒造りを目指しています。

パネルディスカッション

「スマート農業」をテーマに、地域で仕事を創り、育んでいくにはどうしたらよいか、
また、地域で活躍する、地域を元気にするという地方創生の実現には何が重要かなどに
ついて、パネルディスカッションを行いました。

パネルディスカッション
野口 伸

野口 伸

スマート農業は、実はスマホを使いこなしているワカモノに適した技術です。これをどう使っていくかは皆さん次第です。それには地域ごとに成功事例を作り、ワカモノが農業の世界に飛び込みやすくすることが大事です。農業は変わってきています。農業って意外と入りやすい、儲かるかもしれないと、ぜひ農業分野に関心を持ってもらいたいと思います。

小池 聡

小池 聡

農林水産業と、食と健康を結びつけたところに地方創生のカギがあると思います。しかし、消費者と生産者の距離はまだ遠く、生産側のスマート化だけでなく、フードチェーン全体をスマート化することも大切です。まずは興味を持って、若い皆さんが農業分野にどんどん参入し地域で活躍することを願っています。

瀬戸 りか

瀬戸 りか

地域を、農業を元気にするという気持ちで、好奇心をもって楽しんで取り組んでみてほしい。働くことはつながることです。様々な年齢、多種多様な能力を持つ人たちがつながってチームを作り、地域や農業を活性化していってほしいと思います。地域を元気にするチームにアグリガールもご一緒させてください。

尾畑 留美子

尾畑 留美子

グローバリゼーションの時代にあって、大事なのはこの地域にしかないものを磨き続けることです。スマート化は経験や勘を支え、誰もが付加価値のあるものづくりやビジネスができるように可能性を広げてくれます。ICTを導入することで、地方から直接世界マーケットに打って出るものづくりが広がることを願います。