地方創生ワカモノ会合

地域で活躍する、
地域を元気にするヒントが見つかる
地方創生ワカモノ会合、
全国8か所で開催

地方創生ワカモノ会合 in 岡山


ヘルステックで、地域は変わる

2019年9月29日(日)開催実施レポート

地域で活躍する、地域を元気にするヒントが見つかる地方創生ワカモノ会合を、全国8か所で開催。
岡山では、「ヘルステック」をテーマに、健康・体調管理のテクノロジー、予防医学等についてのセミナーを実施しました。
基調講演では、予防医学研究者の石川善樹氏に「ウェルビーイング」という考え方についてお話しいただきました。
事例報告、パネルディスカッションでは、ヘルステック企業の方々や、健康分野で地域活性化に取り組む方から、その取組内容についてご説明いただきました。​

日 時: 2019年9月29日(日)13:00~15:35(開場12:30)
会 場: 岡山大学 Junko Fukutake Hall(岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1)
参加費: 無料
主 催: 内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局、内閣府地方創生推進事務局
共 催: 岡山市
後 援: 岡山県、厚生労働省

※敬称略・順不同

開会挨拶

木下 賢志

木下 賢志

内閣官房 まち・ひと・しごと創生本部事務局 地方創生総括官

若い方々を始めとして、世代を超えて少しでも多くの方々に地方創生について考えていただき、お住まいの地域の未来、これから進むべき道を共に考え、思いを巡らせてほしい。そして、我が事として様々な形で地域に参画いただき、人が集まって元気なまちになるという流れができることを願っています。

大森 雅夫

大森 雅夫

岡山市長

Society5.0といわれるように世の中は大きく変わってきています。これは、実はとてもおもしろい時代でもあると思います。「自分はこんなことをやってみたい」ということがあれば、そのアイデアや夢を実現するために行政もサポートしています。一緒に、岡山のまちを元気にしていきましょう。

地方創生に関する説明

川合 靖洋

田中 由紀

内閣官房 まち・ひと・しごと創生本部事務局 次長

地域に人や仕事を集めて、誰もが活躍できる地域社会をつくるためには、健康づくりも非常に重要です。岡山を始め、様々な自治体でも健康をテーマとした地方創生に取り組む事例が出てきています。来年度から始まる新戦略にも健康という視点を組み込みながら、国と地域が連携して活力ある地域づくりに取り組んでいきたいと思います。

基調講演

石川 善樹

予防医学研究者

予防医学の観点から「幸せ~Well Being(よく生きる)~」の研究をしていますが、日本のGDPは増えているのに、「幸せ」を感じる人は増えていないという衝撃的なデータがあります。
22世紀に向けてこれからのヘルスケアが向き合う課題とは何か。退屈、孤独、不安を解消し、より多くの人に「幸せ」を感じてもらうにはどうすればいいか?
1つの方法として、各地域に暮らす人達みんなで、どんな「生き方」をしたいのかを話し合いそれを達成するためのアイデアを具体化するという、ボトムアップ型のアプローチもあると考えています。

取組事例紹介

力丸 昌弘

前 株式会社タニタヘルスリンク 経営管理部 副部長 兼 IoT デバイス推進部 部長代理

「はかる、わかる、きづく、かわる」というサイクルによる健康づくりを目指しています。地域各所への体組成計などの機器の設置や、地元の食堂と連携しタニタの社員食堂のレシピコンセプトに基づいたヘルシーメニューの監修など、様々な自治体や企業の健康づくり事業のサポートをしています。岡山では、歩数に応じてポイントが溜まる健康ポイント事業への協力の他、AIを活用した健康見える化事業の準備も進めています。

宮本 大樹

株式会社エムティーアイ 執行役員
ヘルスケア事業本部 ルナルナ事業統括部 統括部長

女性の健康情報サービス「ルナルナ」は、妊活の支援ツールとして少子化対策に、体調管理支援ツールとして女性の活躍推進に、データを医療機関と連携することで地域医療の利便性向上にもつながっています。全国のプレママ・ママからの要望で生まれた「母子モ」は、多くの自治体と連携し、母子健康手帳と併用することで妊娠・出産・子育てを切れ目なくサポートしています。子育てをする保護者の負担の軽減や不安の解消をはじめ、家族や地域と繋がりを生み誰もが自然に子育てに参加できる未来に向けて地域全体を変えていくことを目指しています。

矢田 明子

Community Nurse Company 株式会社 代表取締役

健康のために自ら健診に行こうという意識が低い“おっちゃん”でも、暮らしのすぐそばにいていつも声をかけてくれる“お姉ちゃん”から言われると「じゃあ行ってみるか」という気持ちになります。コミュニティナースはそんな“お姉ちゃん”を育成し、地域で元気に楽しく暮らす人を増やす実験です。10年前に島根県雲南市で開始し、今では全国の自治体や企業へ、地域それぞれの個性を活かしたコミュニティナースが広がっています。

パネルディスカッション

「ヘルステック」をテーマに、地域で仕事を創り、育んでいくにはどうしたらよいか、また、地域で活躍する、地域を元気にするという地方創生の実現には何が重要かなどについて、パネルディスカッションを行いました。

パネルディスカッション
力丸 昌弘

力丸 昌弘

若者が地域で活躍するには、仕事がないと安心感が生まれません。我々は、ヘルシーメニューというノウハウを使って地域の飲食店を活性化したり、計測機器やシステムを運用していくにも人が不可欠だと思いますので、そういった形で仕事を作っていくことに貢献していきたい。情熱をもって、自分がやりたい仕事のためにがんばってください。

宮本 大樹

宮本 大樹

住みやすい地域、子育てしやすい環境をいかに作っていくかが大切です。AIやIoT、ビッグデータなどテクノロジーの世界はできることがどんどん広がっています。自分の地域で、このテクノロジーをどのように活用することが出来るか?と思いながら生活していると、見えてくるものの幅が広がってくると思います。チャンスはたくさん転がっているはずです。

矢田 明子

矢田 明子

仕事を作るというのは創業だけではありません。社員として目の前の仕事をアップデートすることも大切です。先輩たちが教えてくれることを大事にしつつも「そもそもそうだろうか」という問いを常に持ちながら、若者ならではの熱狂をもって取り組んでみてください。自分たちこそが地域を一番おもしろくできるはずです。