地方創生ワカモノ会合

地域で活躍する、
地域を元気にするヒントが見つかる
地方創生ワカモノ会合、
全国8か所で開催

地方創生ワカモノ会合 in 札幌


観光で、地域は変わる

2019年8月27日(火)開催実施レポート

地域で活躍する、地域を元気にするヒントが見つかる地方創生ワカモノ会合を、全国8か所で開催。
札幌では「観光」をテーマに、「2016年リオデジャネイロオリンピック」閉会式の旗引き継ぎ式のクリエーティブ・ディレクターを務め、「2020年東京オリンピック・パラリンピック」開会式・閉会式4式典総合プランニングチームの一員にも選出された㈱電通・Dentsu Lab Tokyo の菅野薫氏と初音ミクを開発した札幌在住のクリプトン・フューチャー・メディア㈱ 伊藤博之代表取締役より、講演いただきました。

日 時: 2019年8月27日(火)13:30~14:50(開場13:00)
会 場: 札幌国際大学 大講堂「創風」(北海道札幌市清田区清田4条1丁目4-1)
参加費: 無料
主 催: G20観光大臣会合実行委員会、G20MTM学生サポーターズ、
内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局、内閣府地方創生推進事務局
共 催: 札幌国際大学
後 援: 観光庁

※敬称略・順不同

開会挨拶

中根 一幸

中根 一幸

前 内閣府副大臣

来年度から始まる第2期「まち・ひと・しごと創生総合戦略」に向けて、その主役である地方の皆さまが、地域にこそチャンスがある、地域の未来は明るくなる、自分にも何かできるかもしれないといった気づきを得て、今後の活動につなげていただければ幸いです。そして、地方創生の動きがさらに加速することを期待しております。

土屋 俊亮

土屋 俊亮

北海道副知事

北海道では、豊かな自然や美味しく新鮮な食、独自の歴史や文化を活かして、滞在交流型の観光地づくりを進めています。近年では、道内を訪れる外国人の方々が急激に増加し、まさに観光で地域は変わるということが実践されています。G20観光大臣会合を控え、若者の視点で熱い議論が行われることを期待しています。

地方創生に関する説明

田中 由紀

田中 由紀

内閣官房 まち・ひと・しごと創生本部事務局 次長

地方創生では、地方に移住する人を増やすことが究極のテーマです。来年度からの新しい国の戦略では、特定の地域に何らかの形で関わりをもつ「関係人口」のすそ野を広げていくことにも注目しています。そのためには観光に関する取組がとても重要です。地方の皆様と協力して元気な地方を作れるように頑張っていきたいと思います。

特別講演①

菅野 薫

株式会社電通 CDC/Dentsu Lab Tokyo
エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター、クリエーティブ・テクノロジスト

リオ五輪閉会式の旗引継式で東京の魅力を世界に発信するにあたり、当初は、特別な場なので普段の仕事ではやらないような特殊なことをやらなくてはならないのではないか、という気負いがチーム(※)内にありました。しかし、“我々が日々表現していることを丁寧にやりきって伝えるべき”と気づき、普段と同じ通常運転で企画することに決めたことでうまく回り始め、得意分野が異なる4人の相乗効果が発揮されました。また、各人が“何があっても絶対に実現したい企画”を持ち寄ったことで、様々な苦難も楽しく乗り越えることができたと思います。

※リオ五輪閉会式の旗引継式クリエイティブチーム
佐々木宏(クリエーティブ・ディレクター)、椎名林檎(音楽家)、MIKIKO(振付師)、菅野薫

特別講演②

伊藤 博之

クリプトン・フューチャー・メディア株式会社 代表取締役/NoMaps実行委員会 委員長

北海道を拠点に、「ツクルを創る」をスローガンに様々な「ツクル」人をサポートしていますが、北海道を盛り上げていくための様々な取り組みも行っています。例えば、「初音ミク」から派生した「雪ミク」は雪まつりの雪像として始まりましたが、毎年恒例のイベントとなり多くの観光客を集めています。他にも「NoMaps」では、地場産業×テクノロジーをテーマにしたビジネスカンファレンスを始め、様々なイベントを札幌のまち全体を会場に展開しています。今後も、様々な道内企業ともコラボレーションしながらいろいろな形で北海道を盛り上げていきたいと思います。

G20観光大臣会合「学生サミット」

G20観光大臣会合を機に、若者世代が「北海道の未来」や「観光」を考えるきっかけになればという想いのもと、学生ボランティア団体であるG20MTM学生サポーターズが企画・運営に関わり、学生サミットを開催しました。

参加した約70人の学生たちは、グループに分かれてディスカッションを行い、それぞれの議論結果と、議論を総括した「学生サミット宣言」を発表しました。

日 時:2019年8月27日(火)15:00~19:00/28日(水)9:30~12:00
会 場:札幌国際大学

パネルディスカッション
グループA

グループA
若者x北海道観光 ~道外・海外から呼ぶには~

問題意識: どうすれば若者を呼べるか
解 決 策: ・道内各地の観光地で働くことができるオール北海道のインターンシップ制度の創設
・個人の嗜好に合わせてオススメ観光地を紹介するアプリの開発
・e-sportsに着目し、既存のコスプレイベント等と連携したイベントの実施
・北海道の食の更なる展開を考え、ハラル対応など新しいアプローチ
グループB

グループB
若者と観光 ~若者にとって北海道は魅力的なのか~

問題意識: 道内大学生は、就職で北海道を離れる人が多い。
その理由として、あまり北海道を旅行せず、魅力を知らないまま卒業することがあげられる。
解 決 策: ・旅の楽しさを教える「旅育」制度の北海道版の創設等、小中学生から旅行に親しむ環境整備
・観光に興味を持った次世代が専門的に観光を学べる環境整備
グループC

グループC
若者が文化的景観に興味を持つためには

問題意識: 北海道に豊富にある文化的景観が若者に知られていない。
また、それらの情報発信が不足しているため、若者の文化的景観への関心が低い。
解 決 策: ・「イベント」「体験」「グルメ」といった若者が興味を持つものと「文化的景観」とのコラボ
・今の若者にはかかせない「SNS」でのプロモーションの実施
グループD

グループD
新北海道格安旅 ~未来型交通~

問題意識: 若者にとって移動コストの高さや不便さ等から二次交通が北海道観光の課題であり、そのことから地域の豊富な観光資源を活かせていない。
解 決 策: 次世代の情報技術によるアプリと連動した、道内各地で乗り捨てが可能な自動運転付きレンタル電気自動車の開発
グループE

グループE
若者の観光意識 ~行きたいけど行けないギャップを埋めるには~

問題意識: 動画やSNS等で満足してしまい、旅行しない若者が多い。
解 決 策: ・学割、期間限定等の特別感とPR・レア度・ブームとの掛け合わせによる観光需要の喚起
・戦略的マーケティング及びターゲティング(長期的かつ波及的なバズリ)による旅の魅力の発信
グループF

グループF
ニセコにおける観光と地域経済

問題意識: ニセコエリアは観光で本当に潤っているのか。
地域が儲からなければ、オーバーツーリズム等の課題を乗り越えられないのではないか。
解 決 策: ・冬季のスキー以外の文化体験など、日本らしいアクティビティの提案
・ヒラフ地区と他地域における温泉や食べ物、サイクリングなどを連携させたプランづくり