地方創生ワカモノ会合

地域で活躍する、
地域を元気にするヒントが見つかる
地方創生ワカモノ会合、
全国8か所で開催

地方創生ワカモノ会合 in つくば


ICTで、地域は変わる
未来のまちを考えよう!

2019年6月30日(日)開催実施レポート

地域で活躍する、地域を元気にするヒントが見つかる地方創生ワカモノ会合を、全国8か所で開催。
つくばでは、ドローンやAIなどの先端技術を学習しながら、グループで地域課題を解決する新しい道具や仕組みを考えて、未来の暮らしを提案するアイデアソンワークショップを行いました。

日  時: 2019年6月30日(日)13:00~16:30(開場12:30)
会  場: つくば国際会議場中ホール300(茨城県つくば市竹園2丁目20番3号)
参 加 費: 無料
主  催: 内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局、内閣府地方創生推進事務局
共  催: つくば市
後  援: 茨城県
協  力: 総務省、外務省、経済産業省
企画協力: CANVAS
展示協力: つくば科学万博記念財団

※敬称略・順不同

開会挨拶

稲山 博司

稲山 博司

内閣官房 まち・ひと・しごと創生本部事務局地方創生総括官

人間が思い描ける、夢見るものの多くは新しい技術で実現できるものだと思います。今日は、未来のまちを、新しい技術を使ってこんな便利で楽しいまちになったらいいなと思い描いていただき、新しい未来を切り開くきっかけにしてもらいたいです。地方を元気にするために、考え、行動し、応援してほしいと思います。

五十嵐 立青

五十嵐 立青

つくば市長

これからのまちを創っていく主役は皆さんです。新しい技術や柔軟な発想で、“正解のない時代”の答えを少しずつ見出していってほしいと思います。いろいろな人と対話することで様々な考え方に触れ、みんなで一緒に方向性を見つけていくことはとても大切です。ぜひ、今日のこの機会をきっかけにしていただきたいです。

地方創生に関する説明

高橋 文昭

高橋 文昭

内閣官房 まち・ひと・しごと創生本部事務局 次長

人口減少に歯止めをかけ、東京への行き過ぎた人口集中を直そうというのが政府の目標です。便利で住みやすいまちにすれば地方に住みたいという人も多くなるでしょう。そういうまちを未来の技術で作ってみましょう。今はできないことでも、いずれできるようになることもたくさんあるはずです。

グループワーク発表

グループワークは7グループに分かれて、「ICTで、地域は変わる」をテーマに、ICT技術を活用して困っている人々を助けてくれる道具、暮らしをより良くしてくれる新しいアイデアとともに「住みたくなる未来のまち」をみんなで提案しました。

グループワーク発表
グループ①「だれでもゆたかにつながるしんせつな町」

グループ①「だれでもゆたかにつながるしんせつな町」

【実現のためのアイデア】
・お店の人がいつでも宣伝できる「誰でも乗れるスマートモビリティ」
・入院している子どもたちのための「病院勉強ロボット」
・赤ちゃんや病気の人が何を食べれば元気になれるかを教えてくれる「栄養ロボット」
・石につまずきそうになったときに教えてくれる「靴+センサー」

グループ①「だれでもゆたかにつながるしんせつな町」

【コメント】
科学技術はいろいろな人の力や知恵をつなぐことが大切です。「つながる」というキーワードで、誰もがつながって助けられたり助けたりできるまちにしようという発想がとてもいいと思います。

(つくば市顧問、筑波大学システム情報系社会工学域 川島教授)

グループ②「便利で安全なまち」

グループ②「便利で安全なまち」

【実現のためのアイデア】
・外国人観光客と話ができる「通訳マイク」
・台風や大雨などの状況を教えてくれる「サイネージ時計」
・高齢者が自由に移動できる「自動車いす」

グループ②「便利で安全なまち」

【コメント】
意見を出し合って、3人のグループとは思えないくらいのたくさんのアイデアを生み出していたのが印象的でした。どれも困っている人たちのためになるようなアイデアだったと思います。

(内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局 高橋次長)

グループ③「すべてがそろうまち」

グループ③「すべてがそろうまち」

【実現のためのアイデア】
・外国人観光客や旅行者が他の地域に来た時に「温度を調節してくれる洋服」
・スマホで品物や場所を指定すると届けてくれる「移動式自動販売機」
・入院中の子どもが学校のみんなとテレビ電話ができる「スマートウォッチ」
・眼鏡がディスプレイになって手軽に天気が分かる「人工知能付き眼鏡」
・警察や足の不自由な人のための「ロボット服」

グループ③「すべてがそろうまち」

【コメント】
社会が求めているニーズを的確に捉えていたと思います。人々が困っていることを具体的にイメージできているからこそ、一つひとつのアイデアが機能まで丁寧に設計されていて完成度が高いと感じました。

(CANVAS 石戸代表)

グループ④「New Science City」

グループ④「New Science City」

【実現のためのアイデア】
・プライバシーを守りながらネットやゲームなどができる「人工知能眼鏡」
・かぶるだけで知識を脳に追加できる「知識導入用マシン」
・手が不自由な人などが吸い付けて物をつかめる「たこちゃん手袋」
・入手困難な素材などを大気圏外からオフィスに送ってくれる研究者のための「ギャラクシーピッケル」
・高齢者など移動が難しい人のための折り畳み式乗り物「どこでもローラー」

グループ④「New Science City」

【コメント】
野心的なテーマ設定自体がすばらしい。未来の夢を描きつつ、プライバシーなど現実的な問題も捉えており、夢と実際のニーズのバランスがうまくとれていてとてもよかったと思います。

(つくば市顧問、筑波大学システム情報系社会工学域 川島教授)

グループ⑤「ユニバーサル×思いやり=フューチャーシティ」

グループ⑤「ユニバーサル×思いやり=フューチャーシティ」

【実現のためのアイデア】
・イヤホンをつけて臨場感たっぷりで誰でも楽しめる「目からうろこの本」
・情報が届きづらい離島などに住む人に災害時などに情報を届ける「事前時計」
・不登校の子供がAI搭載のランドセルに助けてもらう「登校支援ランドセル」
・まちの落ち葉やごみも簡単に掃除できる「ほうきちりとり合体掃除機」
・長さや芯の濃さが調節でき手をケガしている人も使いやすい「万能鉛筆」

グループ⑤「ユニバーサル×思いやり=フューチャーシティ」

【コメント】
テーマにはこれからの社会に大事なキーワードが込められていてとてもいいと思います。それぞれのアイデアもよく練られていて、実現すれば楽しく社会を生きていける人が増えるのではないかと思います。

(内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局 高橋次長)

グループ⑥「ラクすぎる町」

グループ⑥「ラクすぎる町」

【実現のためのアイデア】
・トラックの中に畑が入っていて天候に合わせて移動できる「トラック+ロボット」
・木の光合成の力を使った「環境を直す木々の細胞」
・服にAIチップを埋め込みスマホのように使える「着られるAI」
・外国人や観光客が初めて来た場所のおすすめ情報がみられる「眼鏡とオープンデータをあわせたもの」

グループ⑥「ラクすぎる町」

【コメント】
テクノロジー情報を駆使し、地域の課題解決につながる新しいアイデアを作っていたのは素晴らしい。テクノロジーを使い、便利さを超えて楽すぎるまちを目指すという発想がきちんと表れていたと思います。

(CANVAS 石戸代表)

グループ⑦「みんなが楽しく便利な街」

グループ⑦「みんなが楽しく便利な街」

【実現のためのアイデア】
・VRと飛行機やヘリコプターが合体して運転体験ができる「あなたは運転手」
・映像が3Dで浮き上がり理科の実験も効率よく勉強できる「飛び出る教科書」
・バスの窓にニュースなどを移すことができる「なんでもお知らせするよ」
・スマホとオープンデータを組み合わせてお店のデータや地域の行事などを調べられる「地域が見れるデータくん」
・地域のおすすめスポットや通訳機能などを備えた「観光サポート眼鏡」

グループ⑦「みんなが楽しく便利な街」

【コメント】
まちというのはそこで仕事をしたり、暮らしたりということだけではなく、憩う、楽しむというのも非常に大切な要素なので、そこに焦点を当てたことは素晴らしいと思います。

(つくば市顧問、筑波大学システム情報系社会工学域 川島教授)

石戸 奈々子

石戸 奈々子

CANVAS代表/慶應義塾大学教授

地域にある課題を自分で発見し、どうやって解決するかをみんなで一緒に考えたことはとてもいい経験だったと思います。一人で解決できる課題はほとんどありません。だからこそ協力して、解決に向けて一歩踏み出して行動することに挑戦してほしいと思います。

川島 宏一

川島 宏一

つくば市顧問/筑波大学システム情報系社会工学域 教授

普段は出会わない、話したことがない、自分とは違った考えを持つ人と交流することはとても大切です。今日、皆さんが考えたことは、明日すぐに実現できることではないかもしれませんが、気づいたことや刺激を受けた体験はいつか必ず役に立つと思います。

高橋 文昭

高橋 文昭

内閣官房 まち・ひと・しごと創生本部事務局 次長

新しい発想や斬新なアイデアをたくさんいただきありがとうございました。社会のためにという興味や関心を持って、誰かのことを考えて、一所懸命に工夫することはとても大切です。ぜひ続けていってほしいと思います。

お知らせ

つくばエキスポセンター展示

今回、各チームが制作したワークシートはつくば科学万博記念財団の協力の元、つくばエキスポセンター2階サイエンスギャラリーで展示を行っています。
是非ご覧ください。

■つくばエキスポセンター展示概要
期 間: 2019年7月9日(火)~2019年9月1日(日)
時 間: 9:50~17:00
場 所: つくばエキスポセンター2階サイエンスギャラリー
   (茨城県つくば市吾妻2丁目9番地)
電 話: 029-858-1100
※詳細は、つくばエキスポセンターまでお問い合わせください。