デジタルアーカイブの連携に関する関係省庁等連絡会(第1回) 議事概要
日時:平成27年9月4日(金)15:00〜16:00
場所:中央合同庁舎4号館 108会議室
【議事】
(1)デジタルアーカイブの連携に関する関係省庁等連絡会の開催及び会議の運営について
(2)デジタルアーカイブ関連の取組について
(3)アーカイブ利活用に資する基盤整備に関する実施状況について
(4)実務者協議会の進め方等について
(5)今後のスケジュールについて
【概要】
(1)デジタルアーカイブの連携に関する関係省庁等連絡会の開催及び会議の運営について
- ○知財事務局より、資料に基づき説明。
- ○説明概要は以下の通り。
- コンテンツのデジタルアーカイブの構築及び利活用に関し、関係省庁等が情報、意見交換を行い、連携を図る。
- 連絡会では、アーカイブ連携をめぐる課題の共有・検討、及び実務者協議会で検討すべき事項の決定等を行う。
- 議事概要については、公開とする。
(2)デジタルアーカイブ関連の取組について
- ○国会図書館、文化庁、総務省、経産省より、資料に基づき説明。
- ○説明概要は以下の通り。
- 国会図書館より、書籍等分野のアグリゲータとしての役割(所蔵目録整備支援、資料デジタル化の促進等)、及び国全体の統合ポータル構築のための取組(NDLサーチの連携拡張、目的別・分野別ポータルの提供・支援等)が紹介された。
- 文化庁より、メディア芸術等分野(メディア芸術連携促進等事業、アーカイブ構築に関する調査研究事業等)、及び文化財分野(文化遺産オンライン構想の推進等)での取組が紹介された。
- 総務省より、放送コンテンツのアーカイブ化の現状(放送番組センター、NHKアーカイブス)、及び被災自治体における震災アーカイブ構築事業(被災地域デジタル化推進、震災関連アーカイブ構築・運用ガイドライン)が紹介された。
- 経産省より、一元的なコンテンツ情報の発信(コンテンツポータルサイト「JAPACON」との連携等)、及びコンテンツ技術の発掘と活用(コンテンツ技術の集積・発信、技術マップ2015の策定等)の取組が紹介された。
(3)アーカイブ利活用に資する基盤整備に関する実施状況について
- ○文化庁より、資料に基づき説明。
- ○説明概要は以下の通り。
- 著作権等のアーカイブ化の促進について、著作物等の保存及び活用に関する各課題に対する、規定面、運用面での対応状況等が説明された。
- 著作者不明等の場合の裁定制度の概要について説明された。
(4)実務者協議会の進め方等について
- ○知財事務局及び国立国会図書館より、資料に基づき説明、了承された。
- ○説明概要は以下の通り。
- 当面の検討項目は、デジタルアーカイブ構築に係る課題(分野横断型統合ポータル構築に向けた段階的整備、分野ごとのアーカイブ機関・アグリゲータにおける段階的整備)、及びアーカイブ利活用促進に係る課題(メタデータのオープン化の推進等)。
- 今年度は、3回程度(10月、12月、2月頃)の協議会を開催し、現状と課題の把握、情報共有を行った上で、当面の検討項目について検討・共有し、来年度は、今年度整理する継続課題について検討する。
(5)今後のスケジュールについて
- ○知財事務局より、資料に基づき説明。
- ○説明概要は以下の通り。
- 次回連絡会は、年度末頃を目処に開催予定(協議会での検討結果、各省庁における取組、実施状況等について)。
以上
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