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【今月のピックアップ】高畑勲展―日本のアニメーションに遺したもの

高畑勲展メインビジュアル

イベント概要

イベント名
高畑勲展―日本のアニメーションに遺したもの
期間
2019/7/2(火)〜2019/10/6(日)
開催場所
東京都千代田区北の丸公園3-1 東京国立近代美術館 1階 企画展ギャラリー
主催団体
東京国立近代美術館、NHK、NHKプロモーション
URL
https://takahata-ten.jp

インタビュー

本事業に関して、お話を伺いました。

―事業実施のきっかけは、どのようなものだったのでしょうか。

2017年、まだご健在であった高畑勲監督とともにつくりあげる展覧会として計画がスタートしました。
その後2018年4月の監督の逝去により、展覧会の意義とその構成は大きく変化し、高畑監督のアニメーションにおける業績を総覧する回顧展として位置付けられるものとなりました。約一年の本格的な準備期間を経て、本展「高畑勲展―日本のアニメーションに遺したもの」は実現に至っています。

―この事業の目的は何でしょうか。

1960年代から半世紀にわたって日本のアニメーションを牽引し続けた高畑勲監督の初の回顧展となります。常に今日的なテーマを模索し、それにふさわしい新しい表現方法を徹底して追求した革新者でもある高畑監督の創造の軌跡は、戦後の日本のアニメーションの礎を築くとともに、国内外の制作者にも大きな影響を与えました。
本展では特にその演出術に注目し、初公開の制作ノートや絵コンテなどを含む1000点を超える作品や資料を紹介しながら、その多面的な作品世界の秘密に迫ります。

高畑勲展メインビジュアル

―今後、本事業がどのように広がり、発展をしていくのでしょうか。その展望をお聞かせください。

2020年の春に岡山県立美術館に巡回します。三重県生まれの高畑監督ですが、育った地は岡山県。ゆかりの地で展覧会を開催し、監督の功績を顕彰します。
また同時に本展会期中の所蔵作品展では、高畑監督の著作『十二世紀のアニメーション―国宝絵巻物に見る映画的・アニメ的なるもの』にちなみ、「時間」や「動き」について考察できる特集展示室を設け、コレクションを活かしたより深い作品理解への場づくりも心がけています。