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【今月のピックアップ】特集展示 新たに修理された文化財

重文 法華経(色紙経)【当館所蔵】修理の様子
重文 鳳凰文 金経箱【当館所蔵】 修理の様子

イベント開催情報

長い歴史を経て今に伝わる文化財は、その多くが過去に人の手による修理を受けながら大切に保存されてきたものです。奈良国立博物館では、これらの文化財をさらに未来へと継承していくために、絵画・彫刻・書跡・工芸・考古の各分野の収蔵品について毎年計画的に修理を実施しています。本展は、近年修理を受けた収蔵品の中から選りすぐった作品を展示公開し、あわせてその修理内容をパネルで紹介するものです。この展示を通じて、文化財修理に関する博物館の取り組みにについて関心と理解を深めてもらう機会を提供します。また、本展は英語・中国語・韓国語による題箋等により、海外の方にもより楽しんでいただける環境を提供します。

イベント概要

イベント名
特集展示 新たに修理された文化財
期間
2018/12/26(水)〜2019/1/20(日)
開催場所
奈良県奈良市登大路町50番地 奈良国立博物館
主催団体
奈良国立博物館
URL
https://www.narahaku.go.jp/exhibition/2018toku/shuri/2018shuri_index.html

インタビュー

本事業に関して、奈良国立博物館 甲斐様にお話を伺いました。

―事業実施のきっかけは、どのようなものだったのでしょうか。

平成23年度から、前年度に修理が完了した作品をパネルによる解説とともに展示している。

―この事業の目的は何でしょうか。

今に伝わる文化財は、これまでに幾度かの修理を経て伝わっている。修理は人々の目に触れることがないため、作品の修理を通して文化としての文化財の意義を再確認する機会として展示を実施している。

―今後、本事業がどのように広がり、発展をしていくのでしょうか。その展望をお聞かせください。

修理を行った文化財は、安全に取り扱いができ展示の機会が多くなることが期待される。文化財は劣化が進行するため、著名な作品もいずれは修理しなくてはならなくなる。文化財を継続して修理しその技術を維持することは、文化財をよりよい状態で次の世代にバトンタッチすることにつながるだろう。