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【今月のピックアップ】連携公開講座「斎宮跡と古代官衙」(さいくうあととこだいかんが)

「斎宮跡と古代官衙」チラシ
公開講座の様子

イベント概要

イベント名
連携公開講座「斎宮跡と古代官衙」(さいくうあととこだいかんが)
期間
2019/2/24(日)
開催場所
神奈川県横浜市都筑区中川中央1-18-1 横浜市歴史博物館 講堂
主催団体
斎宮活性化実行委員会
URL
https://www.rekihaku.city.yokohama.jp/koudou/see/event/eventlist/kyousai_event/koukaikouza20190224/

インタビュー

本事業に関して、お話を伺いました。

―事業実施のきっかけは、どのようなものだったのでしょうか。

三重県明和町にある国史跡斎宮跡は、飛鳥時代から南北朝時代にかけて、時の天皇が未婚の皇女を、自らの代わりとして伊勢神宮の祭祀に仕えさせた「斎王」の宮殿と、役所(官衙)の遺跡です。斎宮は『源氏物語』や『伊勢物語』などの古典にも現れながら、長く実態はわからない「幻の宮」でしたが、1970年から約50年続けられてきた発掘調査により、斎宮はこれまでの想像以上に大規模なものであったことがわかってきました。

―この事業の目的は何でしょうか。

斎宮跡は、約660年にわたり我が国の神祇政策を反映したものであり、我が国の歴史・文化を考える上で大きな価値を持っています。また、この斎宮跡での発掘調査により、往時の斎宮は我々の想像を超える大規模なもので、特に平安時代には都のような碁盤目状の都市計画が施されていたことがわかってきました。今回、大都市圏の公立博物館等と連携して公開講座を開くことで、少しでも多くの方々に斎宮を知っていただきたいと考えています。 

―今後、本事業がどのように広がり、発展をしていくのでしょうか。その展望をお聞かせください。

伊勢神宮や天皇家と関連の深い斎宮跡を多くの方々に知っていただき、関心を持っていただくことは、日本の国の歴史・文化に関心を持っていただくことにほかなりません。斎宮跡では現在、最初期の飛鳥時代の実態解明に発掘調査の重点を置いており、斎宮への関心の高まりは、斎宮の実態解明を加速させることになるとともに、地域の皆さんの文化財保護への理解や、斎宮を活かしたまちづくりへの意欲につながっていくと考えています。