資料2 共生社会ホストタウンの取組について ・昨年11月、パラリンピアンとの交流を契機として、ユニバーサルデザインの街づくり並びに心のバリアフリーの取組を通じて共生社会を実現するべく、共生社会ホストタウン制度を創設。 ・現在、13件の共生社会ホストタウンが登録。 三沢市(青森)  遠野市(岩手) 世田谷区(東京)川崎市(神奈川) 浜松市(静岡) 明石市(兵庫)神戸市(兵庫) 鳥取市・鳥取県(鳥取)宇部市(山口)  高松市(香川) 田川市(福岡)飯塚市(福岡)  大分市(大分) ・今後、共生社会ホストタウンをモデルケースとして、全国に共生社会の実現に向けた取組を拡大していく。 【取組例】 ○浜松市(静岡) ブラジルのパラチーム(22競技/350人を予定)の受入れに向け、産官学による推進体制を整備。本年11月には、ブラジル車いすマラソン選手団が合宿を行い、小学校や特別支援学校の子ども達と交流を実施。 ○三沢市(青森) カナダの車いすラグビーチームの受入に向け、宿泊施設のバリアフリー化等を推進。本年10月には同チームが来日し、小学校の訪問や日本代表チームとの練習試合など交流を実施。 資料2別添 共生社会ホストタウン ○パラリンピアンとの交流をきっかけに共生社会の実現のための、ユニバーサルデザインの街 づくり及び心のバリアフリーの取組を実施するホストタウンを促進。これにより地域主導の共生社会の実現を加速すると共に、パラリンピックに向けた機運を全国に波及。 ○平成29年11月に募集開始。今年5月に7件を追加登録し、10月末現在13件※引き続き共生社会の実現に向けて熱心に取組みを行う自治体の登録を募集 ※三沢市、浜松市、明石市、宇部市、高松市、世田谷区、遠野市、川崎市、神戸市、鳥取市・鳥取県、田川市、飯塚市、大分市 <取組概要> ○共生社会の実現に向けた取組の推進 障害のある選手を迎えることをきっかけに、ユニバーサルデザインの街づくり及び心のバリアフリーに向けた、自治体ならではの特色ある、総合的な取組を実施する。大会のレガシーにもつなげていく。 例:車いす対応シャワー、UDツーリズムの検証、手話通訳サービス、点字メニュー ○ 東京大会の事後交流も含めた、幅広い形でのパラリンピアンとの交流 パラリンピアンとホストタウンの住民が触れ合うことで、地域におけるパラリンピックに向けた機運を醸成し、住民の意識を変えていくきっかけとする。 浜松市の共生社会ホストタウン活動計画 【目指す姿】 外国人や障がいのある人などだれもが隔たりなく学習やスポーツに取り組める都市 @ブラジルをはじめとした外国人が活躍する社会の形成 Aユニバーサルデザインの優しい都市づくり B心のバリアフリーが根付くまちづくり ⇒四半世紀を越えるブラジルとの交流(※1)を発展させ、パラリンピアンの大多数(22競技/350人を予定) 受入を契機に、UD先進都市(※2)としての取組を更に加速させる。 ※1:外国人学習センターの設置や不就学ゼロ作戦などがブラジル本国からも評価され、地方都としては珍しい総領事館が設置 ※2:我が国ではじめてUD条例を設置するなど、UD先進都市としての取り組みを推進 官民連携組織(約70団体)を立ち上げ、横断的な受入体制を構築 ・市、大学、経済界、競技団体などオール浜松の体制により、選手団との交流をきっかけとした街のUD化を総合的に推進 ユニバーサルデザインのまちづくり ◇ユニバーサルデザインの優しい都市づくりの推進 ○施設等のバリアフリー化の推進 ・ホテルをはじめとした民間施設のUD化 ・複数の競技施設等の仮設も含めたバリアフリー化 ○ユニバーサルツーリズムの推進 ・浜松観光インフォメーションセンターにおけるUD情報の発信等の環境整備 例:民間施設のUD化、UDツーリズムの検証 心のバリアフリー ◇心のバリアフリーが根付くまちづくりの推進 ○小中学生へのUD学習支援・福祉教育 ○障がい者への理解啓発イベントの開催 ○パラリンピック教材の活用 ○特別支援学校や友愛のさとの子どもたちとパラリンピアンとのふれあいの場づくり ○地元パラリンピアンによるアスリートフェスティバルの開催 ○選手団と障がい者スポーツ大会との連携 例:パラリンピアンとの触れ合い <交流事業>:選手団交流合宿の実施、ブラジル選手団総会ブースの設置、ブラジル応援団結成、ブラジルメディア視察受入、ブラジル本国のスポーツ大会への派遣 など 総合的に推進