令和7年6月20日（金）午前

　まず、閣議の概要について申し上げます。一般案件等５０件、法律の公布、政令、人事が決定をされました。大臣発言として、復興大臣から「『第２期復興・創生期間』以降における東日本大震災からの復興の基本方針の変更について」、そして、総務大臣から「消費者物価指数について」、石破内閣総理大臣から「海外出張不在中の臨時代理等について」、それぞれ御発言がありました。
　閣僚懇談会におきましては、三原大臣から「男女共同参画週間について」、総務大臣から「令和７年国勢調査への協力について」、それぞれ御発言がありました。

　本日決定された人事院総裁の人事については、お配りした資料のとおりでございます。

　次に、かねてより、モンゴル国大統領閣下から、天皇皇后両陛下に対し同国を御訪問いただきたい旨の招請がありました。政府は、我が国と同国との友好親善関係に鑑み、両陛下に同国を公式に御訪問願うことといたしました。御日程については、７月６日東京を御出発、同月１３日御帰国の予定であります。以上が本日の閣議で決定をされました。あわせて、両陛下御訪問に係る「内閣総理大臣談話」も決定されましたところ、お手元に配布されているとおりでございます。

　そして、石破総理は、諸般の事情が許せば、来週６月２３日月曜日、沖縄県を訪問し、「戦後８０年沖縄全戦没者追悼式」に出席する予定でございます。

　そして、石破内閣総理大臣は、６月２４日から２６日まで、オランダのハーグを訪問し、ＮＡＴＯ（北大西洋条約機構）首脳会合に出席する予定です。我が国総理の出席は、初めて日本が招待された２０２２年以降、４年連続となります。我が国としては、現下の厳しい安全保障環境を踏まえ、欧州・大西洋とインド太平洋の安全保障が不可分という共通認識の下で、我が国を始めとするインド太平洋パートナーとＮＡＴＯとの具体的協力の在り方などについて議論を行う考えでございます。また、同志国間の連携がこれまで以上に重要となる中で、ＮＡＴＯ首脳会合に出席する加盟各国及びパートナー等と個別に会談を行い、連携を強化する考えでございます。私（官房長官）からは以上です。