令和7年9月19日（金）午前

　まず、閣議の概要について申し上げます。一般案件１件、政令、人事が決定をされました。大臣発言として、総務大臣から「消費者物価指数について」、「令和７年国勢調査の実施について」、三原大臣から「令和７年秋の全国交通安全運動及び『交通事故死ゼロを目指す日』の実施について」、国家公安委員会委員長から「令和７年秋の全国交通安全運動の実施について」、外務大臣から「アフガニスタン東部における地震被害に対する緊急無償資金協力について」、石破内閣総理大臣から「海外出張不在中の臨時代理等について」、それぞれ御発言がありました。

　本日の閣議で決定された内閣官房の人事は、お配りしたとおりでございます。

　次に、明日９月２０日から、令和７年国勢調査を開始することとしておりまして、本日、お手元に配布したとおり、内閣総理大臣の談話を発表いたしました。調査の結果は、少子高齢化や外国人との共生、人々の仕事や住まいなどについて、全国及び地域ごとの最新の状況を表すものであり、豊かで活力ある日本の未来を考えるために不可欠のものであります。今回の調査では、スマートフォン等を利用した簡単・便利なインターネット回答を特に推奨しております。国民の皆様には、国勢調査の重要性を御理解いただき、御協力をお願いをいたします。なお、国勢調査を装った不審なメールやウェブサイトなども見られます。不審に思われた際には、回答せずに、お住まいの市区町村にお問い合わせいただくようお願いを申し上げます。

　もう一件、石破総理は、９月２３日から２５日まで、米国・ニューヨークを訪問し、第８０回国連総会に出席して一般討論演説を行います。今回の国連総会への出席は、国連創設８０周年の節目の機会に、国際の平和及び安全の維持における国連の役割を再確認するとともに、核軍縮・不拡散や地球規模課題などに関する日本の立場を表明する有意義な機会になります。また、二国間会談等を通じまして、国際情勢等について、各国と緊密な連携を確認する考えでございます。私（官房長官）からは以上です。