令和7年10月7日(火)午前

更新日:令和7年10月7日 内閣官房長官記者会見

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閣議の概要について

 まず、閣議の概要について申し上げます。政令、人事が決定をされました。大臣発言として、総務大臣から「家計調査結果について」、文部科学大臣から「ノーベル賞受賞者の発表について」、城内大臣から「日本の研究者のノーベル賞の受賞について」、それぞれ御発言がありました。

坂口志文大阪大学特任教授のノーベル生理学・医学賞受賞について

 昨日6日、本年のノーベル生理学・医学賞を坂口志文(しもん)・大阪大学免疫学フロンティア研究センター特任教授が受賞されたことを大変喜ばしく思います。坂口教授には、昨晩、石破総理から直接、電話でお祝いの言葉をお伝えし、また、首相官邸ホームページに受賞や業績への祝意・敬意をお示ししたところでございます。今回の受賞理由は、末梢性(まっしょうせい)免疫寛容に関する発見に対するものと発表されております。すなわち、制御性T細胞の発見に関する御功績となります。この発見は、アレルギー治療やがん治療などへの応用が期待されており、人類全体に多大な恩恵をもたらす研究成果です。今回の受賞は、国民にとっての大きな誇りと励みとなるものでございます。この受賞によりまして、日本のノーベル賞受賞者は29名と1団体となります。特に、21世紀以降の自然科学系3分野の受賞者数は20名となり、米国に次いで第2位となっております。政府として引き続き、優秀な研究者が安心して自らの研究に打ち込める環境の整備や、創造性豊かな若手研究者の育成・確保などに取り組み、様々な分野における我が国の研究開発力を総合的・抜本的に強化してまいります。私(官房長官)からは以上です。

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