令和8年10月8日(木)午前

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硤合憲三東京理科大学名誉教授のノーベル化学賞受賞について(尾﨑正直内閣官房副長官)

 冒頭、私(官房副長官)から発言をさせていただきます。昨日7日、本年のノーベル化学賞を硤合憲三(そあいけんそう)東京理科大学名誉教授が受賞されましたことを大変喜ばしく思います。自然科学分野で二年連続での受賞となったことは、我が国が高い研究水準を有することを改めて世界に示すものであると考えています。硤合名誉教授には、昨晩、高市総理から直接電話でのお祝いの言葉をお伝えし、また、首相官邸ホームページに受賞や業績への祝意、敬意をお示しをしたところでございます。今回の受賞理由は、不斉有機合成における非線形効果と自己触媒反応の発見に対するものと発表されておりまして、ごく僅かな分子の偏りが大きな偏りへと誘導されていく現象である硤合反応として知られる不斉自己触媒反応を発見されたことに対する御功績となります。これは、生命誕生にも関連するホモキラリティーの成立起源に関する研究であり、この成果は生命の起源という人類共通の謎の解明にもつながる画期的なものであると思います。今回の受賞は国民にとっての大きな誇りと励みになるものであります。この受賞によりまして、日本のノーベル賞受賞者は31名と1団体となります。特に21世紀以降の自然科学系3分野の受賞者数は22名となり、米国に次いで第2位となっています。政府としては、硤合名誉教授に続くような優れた研究成果の継続的な創出のため、引き続き、優秀な研究者が安心して自らの研究に打ち込める環境の整備や創造性豊かな若手研究者の育成確保などに取り組み、様々な分野における我が国の研究開発力を総合的・抜本的に強化をしてまいります。冒頭、私からは以上であります。

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