情報保全諮問会議
令和元年5月16日
令和元年5月16日、安倍総理は、総理大臣官邸で第8回情報保全諮問会議を開催しました。
会議では、国会報告に関する説明や法律の運用等に関する意見交換等が行われました。
総理は、冒頭の挨拶で次のように述べました。
「第8回情報保全諮問会議の開催に当たり、一言御挨拶を申し上げます。委員の皆様におかれましては大変お忙しい中お集まりいただきまして誠にありがとうございました。
平成26年12月に特定秘密保護法が施行されてから4年が経ちました。緊迫化する国際情勢の下で国民の命、平和な生活を守り抜くためには情報が極めて重要です。この法律を制定したことにより我が国に対する国際的な信用が増し、これまで以上に核心に迫る情報が得られるようになったと認識しています。この間政府においては、独立公文書管理監による検証、監察や衆参両院に設置された情報監視審査会による調査への対応を含め、重層的なチェック体制の機能を十分にいかしながら、細心の注意を払って法の適正な運用に努めてまいりました。今回で5回目となる国会報告は、こうした法の運用状況を継続的に分かりやすい形で国民に公表し、政府における秘密の取扱いの客観性と透明性を向上させ、特定秘密の指定等の適正を確保する上で極めて重要なものであります。本日、有識者である委員の皆様から忌憚(きたん)のない御意見を頂ければと存じます。政府としては今後とも、皆様を始め多くの方々から様々な御意見を賜りながら、法の適正な運用を徹底してまいる所存でございます。」