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首相官邸 Prime Minister of Japan and His Cabinet
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平成25年4月19日アジア文化交流懇談会

  • アジア文化交流懇談会であいさつする安倍総理1
  • アジア文化交流懇談会であいさつする安倍総理2
  • アジア文化交流懇談会の様子
アジア文化交流懇談会であいさつする安倍総理1 アジア文化交流懇談会であいさつする安倍総理2 アジア文化交流懇談会の様子

 平成25年4月19日、安倍総理は総理大臣官邸で、アジア文化交流懇談会に出席しました。

 本日の会議では、座長指名の後、自由討議が行われました。

 安倍総理は冒頭のあいさつの中で、次のように述べました。

 「この有識者会合は、12月に予定されている日・アセアン関係40周年を記念する首脳会合に備え、安倍政権の新しいアジア政策の柱の一つである「アジアの新文化創造」を実現するために、皆さまのお知恵を借りようと開催したものです。
 インド及びオーストラリアまでを含めた広義の東アジアは、21世紀における世界の中心となりつつあります。アジアの文化は、世界で最も歴史が長く、実に、豊穣で、多様です。ベトナム以北には漢籍に育まれ、儒教と大乗仏教の伝統に育まれたアジアがあります。その南にはむしろインド文明の影響を深く受け、ヒンドゥー教、イスラム教、小乗仏教の深く根付いたアジアがあります。オセアニアには、キリスト教と欧州文明の伝統を持つ豪州とニュージーランドがあります。
 古来、漢籍の文明圏とインド文明圏は、長い間、巨大なヒマラヤ山脈に隔てられてきました。しかし、今や、太平洋とインド洋は結び付けられ、人、モノ、お金、情報が大量に行き来する巨大な運河となりました。20世紀後半に多くのアジアの国が独立を果たしました。その後、アジアの国々は、目を見張る経済成長を実現し、多くの国で中間層が生まれ、そして、20世紀の末には、多くの国々が民主化を果たしました。アジアの多様な文明圏は、今、限りなく美しい多様性を残したまま、一つの文明圏として、大きく融合しつつあります。環太平洋を結ぶTPPや東アジア融合を進めるRCEP(アールセップ)や日中韓のEPAも、その触媒となることでしょう。
 新しいアジア文明は、「融合と調和」をテーマに語られねばなりません。近代化や工業化は、子供の成長に似ています。人間も、小学生と大学生では格段の差がありますが、40歳と50歳では余り差がありません。みごとに成長した、個性豊かなアジアの国々が、みんなで参画して作り上げる東アジアは、どのような文明を生みだすのでしょうか。日本はどのような貢献ができるのでしょうか。また、逆に、私たちは、何を受け取ることができるのでしょうか。
 アジアでは、どこにも、古くから人間を大切にし、寛容に対立を克服し、弱者を思いやり、連帯し合って生きていくという価値観があります。21世紀のアジアは、新しい人類文明の形を生みだすと信じています。新しいアジア文明の創造に、ぜひ、皆さまのお力をお借りしたいと思います。」

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